JR東海は、会社発足以降、東海道新幹線の輸送サービスを充実させるべく、一貫して輸送力の増強とネット予約・チケットレス乗車サービスの展開に取り組んできた。

1992年に「のぞみ」による最高速度270km/h の営業運転を開始し、2003年には品川駅の開業に併せて全列車の最高速度を270km/h に統一することで「のぞみ」中心のダイヤにシフト。

その後もさまざまな施策により「のぞみ」の運転本数を着実に増やし、現在は、1時間あたり片道最大10本の「のぞみ」を運転する「のぞみ10本ダイヤ」により、利用者のニーズに応えている。

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そして今回、2020年春に予定しているN700Aタイプへの車種統一にともなう全列車の最高速度285km/h 化に合わせ、各種設備の改良に取り組むことでダイヤを刷新。

「のぞみ12本ダイヤ」を実現し、東海道新幹線の利便性を大きく向上させる。