JR西日本「東淀川駅」付近の「開かずの踏切」を廃止

「JR西日本グループ鉄道安全考動計画2022」に従って踏切障害事故の削減に向けてJR京都線東淀川駅前後にあってJR西日本管内で最大遮断時間が最も長い南宮原踏切(最大遮断時間57分 16.3時間/日)、北宮原踏切(最大遮断時間56分 10.9時間/日)などの廃止に向けた工事が行われています。

現状では、線路の東西を行き来する踏切以外の経路(駅地下道、歩道橋)がバリアフリー対応ではないため、交通弱者は踏切を横断せざるを得ません。また東淀川駅は経年78年のため老朽化、通路幅員が狭い状態。しかも西口駅舎からはバリアフリー未対応です。

2018年11月11日(日)未明に、この「開かずの踏切」が廃止されることが発表されました。同時に自由通路・橋上駅舎の供用も開始されます。

踏切廃止・自由通路・橋上駅化

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踏切の廃止と自由通路新設が大阪市との共同事業で進められています。踏切の代替となる地上7m・幅員6m・長さ60mの自由通路(階段・スロープ・エレベーター・上がりエスカレーター)が整備されます。

※大阪市ホームページ

JR西日本は自由通路と接続する橋上駅舎を整備します。

《効果》
①踏切廃止により、重大事故を未然に防止

②自由通路新設により、踏切の遮断待ちをすることなくバリアフリーに東西方向を通行 

③駅橋上化により、駅西側からもバリアフリー対応、快適で利用しやすい駅に