JR東日本は丁寧な仕事をしています【私鉄に乗ろう98】三陸鉄道リアス線 その16

2020.01.20

浪板海岸駅から短いトンネルが3つ続きます。

第三大沢トンネル(102m)。

第二大沢トンネル(132m)。

うへ〜!シャッター押すのが遅れました。近づき過ぎ。第一大沢トンネル(たぶん147m)。

左は「三陸自動車道・釜石山田道路」で国道45号線の表示もあってなんだかよくわかりません。(笑)

そのヨク分からない道路と並行します。

右には国道45号線。三陸道の山田南入口の表示です。真っ直ぐは宮古、久慈。

浪板海岸駅から6.4kmで岩手船越駅。ちょうど右(東)側に船越の市街が広がっています。大きな船越半島のつけ根、キュッと絞った部分に岩手船越駅もあります。

相対式ホーム2面2線、なんだか駅が新しそうです。

どう見てもホームは新しいですね。東日本大震災後の写真を見るとホームと駅舎は無事でしたが、ホームは全く新しく作りなおされています。

船越の町は北の山田湾と南の船越湾に挟まれた形で5m以下の平地が300mの幅で両湾をつないでいます。両側からの10.9m(山田湾)と19.0m(船越湾)の津波に襲われたのですが、住民は過去の地震・津波の教訓から山麓緩斜面に移転していたので被害は最小で済んだのです。被災後の写真を見ると駅の東側はほとんどが農地になっていましたが津波で更地になっていました。

正面の大きな山は、山田湾の向こう側の大沢山(242m)とその奥の日光山(673m)でしょうか。高尾山(599m)と同じ様な高さとは思えません。10kmくらい離れていると思いますが望遠レンズの効果というのは面白いです。

駅名標。本州最東端の駅とあります。ホームのフェンスもピカピカ。1936年(昭和11年)開業。2011年東日本大震災で営業休止となり2019年3月三陸鉄道リアス線の駅として再開。

ホームが新しく作り直された理由はわかりません。1936年(昭和11年)開業のホームが老朽化していたこともあるでしょうし、東日本大震災は主に津波の被害があまりにも大きかったのですが「強い地震」による被害もあるのです。旧山田線の被災写真を見てもあちこちでレールがグニャグニャに曲がっていました。

旧山田線、JR東日本はすごく丁寧な仕事をしています。当分、三陸鉄道のメンテは手がかからなくて済みそうです。流石だなぁ、JR東日本。

しかし2019年10月12-13日に東北を襲った大型台風19号による大雨で岩手船越駅から次の織笠駅に行く途中の路盤が流出して線路が13m以上宙に浮いているニュース報道を見ました。三陸鉄道の発表では復旧に長い時間がかかるとのことです。(2019年10月17日記)このコラムが掲出される2020年1月20日にその様な状況になっているのでしょう。心配です。

では、【私鉄に乗ろう98】三陸鉄道リアス線その17 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)


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