模型で再現したくなる眺め【私鉄に乗ろう99】ひたちなか海浜鉄道湊線 その7

2020.02.20

※2016年6月撮影

トップ画像は茨城交通時代に、1960年(昭和35年)のケハ600型以来の新造車両キハ3710の02(1998年/平成10年導入)。初めてひたちなか海浜鉄道に乗った時の思い出深いカットです。阿字ヶ浦駅。

殿山駅で阿字ヶ浦方面を見ています。駅名標が2枚あるのですね。

駅名標。ひたちなか市の「ハマギク」と「ケイトウ」2つの花がモチーフになっています。この駅も湊鉄道によって1928年(昭和3年)開業。開業以来70年近く無人駅でしたが、1996年(平成8年)から2010年(平成22年)までは、通学・通勤時間帯は駅員配置駅になりました。ただし夏期は駅員が阿字ヶ浦駅業務に移動してしまうので無人駅になっていました。2010年(平成22年)以降は、無人駅です。

10パーミルの勾配です。これはこの路線の最大勾配かな。意外にひたちなか海浜鉄道湊線は平らなんですね。

盛り土の上の非電化のレール。個人的には、鉄道模型のレイアウトで再現したくなる眺めです。右側のモダンな集合住宅の代わりに何か別のもう少し時代がかったモノを置きたくなりますが。

自然もソレなりに残っています。基本的には一軒家の並ぶ住宅街です。2008年(平成20年)ひたちなか海浜鉄道の初代社長となって富山県高岡市から来られた吉田さんは、2016年(平成28年)のインタビューで「北陸から来て、住んでみたら、ひたちなか市は本当に住みやすい良い町です」と何度も言っておられました。高岡には親戚がいるので筆者は子供の頃から何度も行っています。落ち着いた古い町で大仏もあって好きですが、冬はちょっと寒いです。

殿山駅から1.2kmで平磯駅。

旧国鉄・JR列車乗入れ時代の遺物でホームが長くて、カーブの先が見えません。

一番北側に出入口があります。今は、この長大なホームのミラーから向こう側しか使っていません。なんだかもったいない様な気分になっちゃいますね。

車両の出口の真ん前なので駅の出入口は、ど・アップです。

駅名標。平磯海水浴場に置かれたクジラの「大ちゃん」と駅の近くにある太陽観測センターの電波望遠鏡が描かれています。茨城交通時代は直営スーパーの一角に駅がある形態だったそうですが、スーパーは撤退。その後、ホームはバリアフリー化され、駐輪場・トイレが設置されています。かつては交換可能駅でしたが、その痕跡は残っていません。

平磯駅の駅名標のデザインも秀逸です。センス良いですよね。

では、【私鉄に乗ろう99】ひたちなか海浜鉄道湊線 その8 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)

※2020年2月20日15時18分 文中の誤字を訂正いたしました(鉄道チャンネル編集部)


LINEで送る

オススメ記事

こちらの記事もオススメです