出入口の無い 只見線21【50代から始めた鉄道趣味】その48
※2016年11月撮影
会津横田駅から3.2kmで会津越川駅。
※2019年6月撮影
間違えて出入口の無い田圃側からアクセスしちゃいました。
※2019年6月撮影
足下でカエル君が闖入者に驚いて跳ねました。
※2019年6月撮影
只見側に出入口と踏切があります。
※2019年6月撮影
踏切を渡って駅全体。やはり車両1両分のホームです。
※2019年6月撮影
出入口からホーム、奥は会津川口方面。
※2019年6月撮影
反対側、只見方面です。長閑を絵に描いた様な・・・。
※2019年6月撮影
駅名標。下が錆びてます。1963年(昭和37年)ダム建設用線を転換して会津川口〜只見間が開通した時にはこの駅は作られませんでした。1965年(昭和40年)開業。開業時に北海道の根北(こんぽく)線が斜里駅(現・知床斜里駅)〜越川駅間を結んでいたので会津越川駅と命名されましたが、根北線は、1969年の営業係数(100円の営業収益を得るのに)2368円かかっていて1970年(昭和45年)赤字83線に指定され廃止されました。でも会津越川駅の駅名はそのまま。
※2019年6月撮影
駅の脇に看板がありました。会津越川駅は請願駅で越川区と金山町が駅の建設費を負担したと記されています。しかし2004年(平成16年)の乗車人員は5人/日でした。
※2019年6月撮影
同じ年の数字、会津蒲生駅0人/日、会津塩沢駅0人/日、会津大塩駅11人/日、会津横田駅11人/日、本名駅0人/日です。何と言えば良いのか分かりませんが・・・。1日0人は論外ですが、1日5人が乗って、同じく5人が降車するとして、只見線の経営に寄与する数字は多くないですね。
只見線は、豪雨被災前の輸送密度が300人/日レベルなので収支がトントンになると言われる1500人/日からは程遠いのです。哀しくなります。実際に何度も乗っていますが、多くの乗客は鉄道ファンという印象です。
駅から見えた火の見櫓、いいなぁ。周囲には高い建築物が無いので十分に役に立つと思います。
※2019年6月撮影
(写真・記事/住田至朗)