鵜苫駅・日高本線の駅17【50代から始めた鉄道趣味】その69

2019.08.19

国道336号線の北側に鵜苫駅がありました。日高幌別駅から4.2kmと少し離れています。国道から20mほど砂利道を上がれば駅です。トップ画像は国道にあった代行バスの停留所。

1987年(昭和62年)JR北海道に移管された年に国鉄ワフ29500形貨車の駅舎になりました。様似中学校美術部の生徒によるイラストで飾られていますが、イラストが描かれた日付はハッキリしませんが1993年(平成5年)以降の様です。いずれにしても20年以上経過しているので塗装がカナリ傷んでいます。描いた中学生も30代、この駅を使う時にイラストを見て懐かしむことがあるのかな。貨車駅舎になる以前の駅舎の基礎がそのまま貨車駅舎の下にある感じです。

ホームから苫小牧方面。駅名標が新しいというか、妙にキレイです。ホームは草ボウボウ。かつては島式ホーム1面2線で貨車の駅舎側にもレールがありました。跡形も残っていませんが。

アップにすると運行用のミラーの向こうにも、草に埋もれていますが、低くなったホームが続いています。

こちらは様似方面。ホームに上がる階段があって、その部分は元の島式ホームが削られた様になっています。日高本線はこの先、西様似駅方面で山を迂回して内陸に入ります。線路は左(北)に大きくかーぶしています。鵜苫駅は波打ち際から100mも離れていませんが、西様似駅は600mくらい内陸に入った場所にあるのです。

正面の山を避けるために線路が内陸側に迂回しているのです。様似方面もミラーの向こうに低いホームが伸びています。ホームはクローバー?で覆われています。夏は長閑でいいかな、というのも同じ場所でも、冬場の荒涼とした景観とあまりにも印象が違うのです。

キレイな駅名標。1937年(昭和12年)に国有鉄道日高線の駅として開業。日高幌別駅とほぼ同じ歴史を辿っています。1977年(昭和52年)に貨物取扱が廃止されて無人化。貨車の駅舎に改築されたのは1987年(昭和62年)のことでした。何時まで列車交換が可能な島式ホーム1面2線が維持されたのかはハッキリわかりませんが、70年代の貨物取扱廃止以降でしょう。

異様にキレイな駅名標と塗装の傷んだ駅舎。ホーム側には魚やイカなどが描かれています。既述ですがホームはかつて島式ホームとして駅舎側にも線路がありました。国道が見えています。

外装は傷んでいますが駅舎内は掃除されていてとてもキレイでした。

これは2014年3月に撮った写真。駅舎の塗装が現在よりもだいぶんキレイです。この時点で既に駅名標は新しくキレイなものになっています。駅舎左の電柱にあった縦型の駅名標は撤去されていました。悪く勘ぐれば盗まれたのかもしれません。駅名標の右側が曇っているのはカメラのレンズが汚れていたのです。

西様似駅に向かいます。途中で国道336号線には親子岩展望台があるのですが。帰りに寄りましょうか。

(写真・記事/住田至朗)

TAGS JR北海道


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