トップ画像は駅名が読めませんが磐城浅川駅。ちょうど列車が入ってきたところでしたが、さて上りだったか下りだったか、単式ホームですが記憶が定かではありません。

里白石駅を出発するとすぐに社川を渡ります。

駅予告票。浅川の町はそこそこ大きい町です。町の人口は約6500人(2018年 総務省統計局)

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またまた交換可能な相対式ホーム2面2線だった過去を露わにする線路の形です。

里白石駅から3.0kmで磐城浅川駅。使われていないホームも見えていますが、現役ホームは最近改修されたのでしょうか。

駅舎正面。アップにしても駅名は読めません。目視した記憶では「花火の里浅川」にちなんだ花火の模様が描かれていました。もしかすると2017年(平成29年)まで使われていた木造駅舎の駅名をそのまま使っているのかもしれません。新しい駅舎は2018年(平成30年)から使われています。

駅舎内部。簡易委託駅です。出札窓口がオープンしていました。

駅名標と駅舎。奥は安積永盛駅方面になります。なかなかシックな木造駅舎です。

駅名標が安積永盛駅寄りにもありました。

駅名標。1934年(昭和9年)開業。1983年(昭和58年)水郡線CTC化によって無人化しました。駅舎内の売店に乗車券販売を委託した簡易委託駅になっています。2014年(平成26年)交換設備の使用を停止。使われなくなった旧下りホームには跨線橋で渡っていました。跨線橋も駅舎改築のタイミングで撤去されたのでしょうか。現ホームも同じタイミングで改修されたのかもしれません。意外ですが水郡線の中で最も標高の高い駅なんだそうです。

これは水戸方面。使われない旧ホームがいくぶんズラして設置されているのが分かります。駅名標の背後は新しいトイレ。

使われていない旧ホームに水戸駅から97kmのキロポストがあります。背後に「花火の里 あさかわ」の看板が見えます。毎年「浅川町花火大会」が開かれ、町民の5倍以上、約3万人が見物するそうです。

2017年(平成29年)まで使われていた1934年(昭和9年)建造の古い木造駅舎の写真がありました。使用が許可されたウィキペディアの写真です。撮影は2008年5月31日(土) 作者は東京特許許可局さんです。やっぱり古い木造駅舎はいいなぁ。溜め息がでます。この駅が現役時代にも水郡線でこの駅を通っていますが、残念ながら駅舎を見た記憶がありません。


※ウィキペディアより

では水戸駅まで97km。ノンビリ行きましょう。

水郡線全駅13【50代から始めた鉄道趣味】202 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)