能勢電鉄「レジェンド1700系の運行」と「1757×4R最後の重要部検査出場記念撮影会」開催へ
1960年代に製造された1700系(元阪急電鉄2000系)は、阪急電鉄神戸線用としてナニワ工機(現・アルナ車両)で製造された通勤形車両。
画期的な高性能車として「人工頭脳電車」や「オートカー」とも呼ばれ、鉄道友の会「第一回ローレル賞」を受賞するなど、高い評価を受けました。
能勢電鉄は1990(平成2)年より、610形の代替や輸送力増強・保安度向上を目的として、1700系を9編成36両導入しました。2024年10月現在も2編成が残り、「レジェンド」として活躍しています。
そんな1700系が見られるのも、あとわずか。
能勢電鉄は28日、「レジェンド1700系の運行」と「1757×4R最後の重要部検査出場記念撮影会」を開催すると発表しました。装飾を施した「レジェンド1700系」は2025年1月末まで運行し、1700系は2026年春頃に営業運転を終了する予定です。
レジェンド1700系を運行
特製ヘッドマークの掲出ならびに車内装飾を施した「レジェンド1700系」を期間限定で運行します。運行スケジュールは下記の通り。
◆レジェンド1755×4R
[運行期間] 2024年11月3日(日・祝)~12月8日(日)
◆古参1757×4R最後の重要部検査出場
[運行期間] 2024年12月9日(月)~12月27日(金)
◆レジェンド1757×4R
[運行期間] 2024年12月28日(土)~2025年1月31日(金)
レジェンド1700系の運行に関する詳細は能勢電鉄のホームページへ掲載。
1757×4Rが最後の重要部検査
1757×4Rは4年に一度の重要部検査のため、阪急正雀車庫に入場します。この検査が1700系としては最後の機会となります。
検査が完成するのは12月上旬ということで、能勢電鉄では「1757×4R最後の重要部検査出場記念撮影会」を開催。最後のお化粧直しをした美しい姿を記録に収められる機会となります。
開催日時は2024年12月7日(土)。平野車庫構内にて、9:00~の第1部と11:00~の第2部の2回に分けて実施します。参加費用は1人11,000円、募集人数は110名(各回55名)、中学生以上。お土産に非売品の重要部検査出場記念キーホルダー1個、レジェンド1700特製クリアファイル2枚が付きます。
また13:00から「プレミアムな撮影会」も予定しており、第1部・第2部と同じ内容に加え、車内撮影やサプライズ撮影も予定しているといいます。こちらは参加費19,800円、募集人数は20名。
応募は2024年1月5日(火) 12:00から11月15日(金)16:00まで、オンラインチケット販売サイト「Livepocket」にて先着順で受け付けます。
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