寄生駅には見えませんね 水郡線全駅29【50代から始めた鉄道趣味】218

2020.01.24

トップ画像は山方宿駅。これがまた立派な駅舎。しかも駅出入口がセンターにあって、これまでの「寄生」駅とは雰囲気が違っています。でも実態は山方町(2004年/平成16年 常陸大宮市に編入されて消滅)の図書館とコミュニティセンターがあります。出入口が駅と共通というのもポイント高いですね。デザインもカッコ良い。

中舟生駅を出発して、トンネル名が読めないのですが、トンネル。

中舟生駅から2.7kmで山方宿駅。単式ホームと島式ホームの2面3線と思いましたが、島式ホームの右(西)側は行き止まりの側線。実質的には相対式ホーム2面2線という按配(あんばい=物事の具合 他にも色々と意味があります)。

相対式ホーム2面2線という感じで。跨線橋でホームはつながっています。大きな駅舎は、上りの単式ホーム側にあります。しかし車両の前面ガラスの汚れがどうしようもない程ヒドイです。

あらためて駅舎正面。明かり取りのガラス天井が斬新なデザインで挟まれています。赤い郵便ポストがチャーミング。駅舎の建造された年は未詳ですが1983年(昭和58年)に簡易委託駅になった際に地方公共団体に委託とありますから、その頃には山方町の図書館_コミュニティセンターを含む駅舎があったのではないでしょうか。

駅出入口。

簡易委託駅、窓口があります。入場券を購入してホームに出ます。左側には図書館、コミュニティセンターの入口があります。時計は12:53。

コミュニティセンターと図書館を覗きました。机と椅子は中学校時代のものに似ています。

ホームに出ると正面に下りホームと駅名標。風景も長閑で和みます。

上りホームで安積永盛駅方面を見ています。

反対側、水戸方面。大きな駅舎、跨線橋、下りホームが全部おさまりました。

上りホームの駅名標。歴史は古く1922年(大正11年)国有鉄道大群線の常陸大宮駅~山方宿駅間開業にともない終着駅として誕生しました。1925年(大正14年)に上小川駅まで延伸されるまではターミナル(鉄道における起点・終点駅)でした。1970年(昭和45年)までは貨物扱いがありました。1983年(昭和58年)水郡線CTC化で交換設備は存続しましたが無人化されます。この時におそらく山方町に乗車券などの販売を委託しました。元々、南郷街道の宿場町、山方宿だったエリアなのです。

この段階では、まだ元気がありました。跨線橋に上って安積永盛駅方面を見ています。駅舎と駅前広場が見えます。

反対側の水戸方面。側線の車止めがあります。山々の姿が見えないでしょ?

下りホームに延びてくる側線。保線機器用ということです。

下りホームにある木造の待合室がシックでいいのです。

待合室内部。窓も扉も木枠。素晴らしい状態です。

下りホーム、待合室の横から上りホーム、大きな駅舎の屋根、デザインがユニークです。

水郡線は、少しずつ八溝山地と阿武隈高地の山々を抜けて、平地に向かいます。

水郡線全駅30【50代から始めた鉄道趣味】219 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)


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