「SUGOMON PASS」阿蘇バージョン 画像:JR九州

JR九州は訪日外国人専用の特別デザインICカード乗車券「SUGOMON PASS」の”阿蘇バージョン” “人吉バージョン”を各3,000枚限定で追加発売します。

「SUGOMON PASS(Aso ver.)」の券面には別府~阿蘇を走るD&S列車「あそぼーい!」の姿が。中央下には「草千里ヶ浜」の風景を配し、さらに2019年11月に熊本で開催する「女子ハンドボール世界選手権大会」の特別デザインくまモンを取り入れています。

こちらは本日2019年10月28日(月)午前9時から、博多駅と熊本駅のみどりの窓口、JTB福岡空港グローバルカウンター(福岡空港国際線ターミナル1階到着ロビー内)にて発売。お値段は2,000円です(デポジット500円を含みます)。

「SUGOMON PASS」人吉バージョン 画像:JR九州

2020年1月頃には「SUGOMON PASS(Hitoyoshi ver.)」も発売。券面には熊本~人吉を走るD&S列車「SL人吉」「かわせみ やませみ」をチョイス。さらに人吉・球磨地方の郷土玩具「きじ馬」を取り入れたデザインとなっています。枚数・発売額・発売箇所は阿蘇バージョンと同様。

なお、肥後よかモン市場(熊本駅)、JR博多シティ(博多駅)をはじめ、九州各県の店舗・施設において、「SUGOMON PASS」を提示すると、お得なサービス・特典を受けることができます。詳細については「SUGOMON PASS」ホームページにて案内があるとのこと。

個人的にはちょっとほしいな、というデザインなのですが、発売条件には「日本国以外のパスポートを所持している外国籍のお客さま(日本滞在日数が 90 日以内の短期滞在者)のみを対象とし、商品購入時にパスポートを確認させていただきます。」とあるので、入手するのは難しいかもしれませんね。

初代「SUGOMON PASS」 画像:JR九州

訪日外国人向けICカード乗車券「SUGOMON PASS」は、ICカード「SUGOCA」を元にしたもの。利用可能エリア内の列車に乗車できるほか、買い物などにも利用できます。最初は2018年11月に、そして2019年7月には「SUGOMON PASS(Amakusa ver.)」が発売され、これらが好評を博したため新バージョン追加発売に至りました。

鉄道チャンネル編集部