【駅まちしおり】江ノ電の線路でつたう、関東最大級江の島イルミネーションの”まち”

2019.11.26

「沿線小道の散歩」をテーマに、駅を起点に”まち”を紹介する鉄道旅の記事。

ふと、頭をかすめたのは「線路は続くよ、どこまでも」でした。
それをヒントに、「線路を横から眺めたとき、見える先は?」という旅のきっかけが生まれました。

江ノ電手作りの幻想イルミネーション

関東三大イルミネーション 湘南の宝石

駅イルミネーション

冬のシーズンになると駅のロータリーが、イルミネーションで輝いてきますよね。歩いてもいいし、遠目で眺めても”まち”の景観に見入ってしまいます。最近では、江ノ電江ノ島駅でも「駅イルミネーション」が点灯され、江の島でも関東三大イルミネーションに認定された「湘南の宝石~江の島を彩る光と色の祭典~」が行われています。このイベントの電飾は、江ノ電の社員と住民の方々が手作りで仕上げているそうです。

世界的観光スポット「江ノ電」のまち歩き

江ノ電 峰ヶ原信号場
江の島と相模湾

関東最大級のイルミネーションイベントで盛り上がりをみせている江の島は、神奈川県相模湾沿岸の代表景勝地。その観光名所への鉄道アクセスには、開業90周年を迎えた小田急江ノ島線や湘南モノレール、そして世界的にもよく知られる観光スポットである江ノ電があります。
藤沢市と鎌倉市を行き来する江ノ電の、江ノ島駅から七里ヶ浜駅の線路沿いを歩いていきます。

湘南の”まち”の線路をつたう

江の島からの景色

江の島のアクセス駅である江ノ電江ノ島駅は、2019年4月にリニューアルされたばかりで、江の島へ繋ぐ通りも趣があるお店やお洒落なカフェが並びます。江の島に近づくにつれて、天気が良ければ富士山を見る事ができ、神奈川県指定史跡・名勝、日本百景の地を肌で感じれるでしょう。また江の島は、2020年東京オリンピックのセーリング競技会場になっています。

・江ノ電は”まち”を彩る

江ノ島駅から七里ヶ浜駅へ線路を辿っていくと、併用軌道に切り替わっていきます。この江ノ島駅から腰越駅間の道路を走ってく風景は、車両のレトロ感が”まち”の情緒を際立たせてくれていますよね。

・江ノ電が通る”まち”

腰越駅前 ”まち”のカフェ SHONANPHOTO CAFE

江ノ島駅から腰越駅まで、たくさんのお店に立ち寄れますが、こちらはいかがでしょうか。腰越駅前にあるカフェ、ワインバー「SHONANPHOTO CAFE」。テラス席で江ノ電を眺めながら、ゆっくり休憩出来ます。腰越駅から江ノ島駅に向けて併用軌道へ変わる場所なので、フォトスポットとしても要チェックです。

バルカンバーガー

腰越駅あたりではなかなか見当たらない、おしゃれなお店です。メニューにはバルカンバーガーやバルカンサラダなど、バルカン〜の料理名が並びます。このバルカンとはオーナーがブルガリア出身の方で、バルカン半島の事だそうです。バルカンバーガーを頂いたのですが、スパイスを感じさせながらも、さっぱりとした味わい。ソーセージや生ハムも豊富で、こだわりのワインと一緒に、頬を赤らめながら過ごすのも良さそうですね。

・民泊 SHONANPHOTO STAY

民泊からの江ノ電

飲食店である「SHONANPHOTO CAFE」の二階は、民泊の「SHONANPHOTO STAY」を営んでいます。江ノ電も上から、バッチリ見る事が出来ます。

カフェの料理を2階で食べる事も可能で利用する人が多く、大変人気だそうです。「SHONANPHOTO CAFE」にお電話いただければ、ご予約可能との事です。

江ノ電と海

腰越駅から、線路へ続いていく方向に歩くと、海が見え始めます。”海の地平線から、走って来る江ノ電!”っていうのは、美化しすぎですかね。ただ”まち”から海へ、コロコロと変わっていく江ノ電の風景は、おすすめポイントです。

・さらに歩くと

鎌倉高校前駅横の踏切

ご存知の方も多いはず。鎌倉高校前駅の踏切です。江ノ電が、世界的な観光スポットと言われる理由の一つでしょう。大人気を博したバスケットボール漫画「SLAM DUNK」(スラムダンク)のアニメに登場する踏切です。朝8時頃から、ファンと見られる人がちらほら、お昼になるにつれて人だかりが増すばかりで、夕方まで賑わっていました。世界各国から訪れる人が、日に日に多くなりそうです。

・スラムダンクの聖地

・趣旨からそれますが・・・

鎌倉高校前駅ホームからの風景
鎌倉高校前駅

鎌倉高校前駅のホームから海が一望できます。江の島も見えますし、天候によって富士山も顔を覗かせる時があるので鎌倉高校前駅下車、ぜひしてみて下さい。

七里ヶ浜駅へ またまた江ノ電、道路を走る

鎌倉高校前駅から七里ヶ浜駅間も、途中から併用軌道に変わってきます。もちろん江ノ島駅から腰越駅間もそうでしたが、江ノ電がとにかく近い。ガードレールもない区間が300m程続きます。江ノ島駅から腰越駅間は広めの通りを走っていくのに対して、こちらは家の前にすぐ線路があったりと、”まち”と密集しているような印象。江ノ電が住民の生活に、溶け込んでいる風景に出会う事ができます。

・日常を走る江ノ電

駅まちしおり 〜江ノ電 ”まち”、海、日常へ〜

七里ヶ浜駅

ご紹介した江ノ電江ノ島駅から七里ヶ浜駅まで、約2.3km、時間にして約30分位の道のりです。この線路沿いをゆっくり散歩なんて、気持ちがいい事は間違い無いですし、まだまだ魅力が詰まっていると思います。江ノ電と過ごす休日にするのはいかがでしょうか。ただし忘れてならないのが、夕方まで湘南の”まち”を楽しんだ後の、江の島。関東三大イルミネーションの幻想に身を委ねていく。デートコースにも最適の選択になるはず。ぜひ、江ノ電と”まち”の旅へ。

江ノ電イベント

江ノ電 駅イルミネーション(江ノ島駅、鎌倉高校前駅、七里ヶ浜駅)
期間 2019年11月23日(土・祝)~2020年2月16日(日)
点灯   17:00〜22:00

湘南の宝石2019・2020 ~江の島を彩る光と色の祭典~
江の島シーキャンドル・江の島サムエル・コッキング苑
期間 2019年11月23日(土・祝)~2020年2月16日(日)
点灯 11月23日(土・祝)〜1月13日(月・祝)17:00〜、 1月14日(火)~2月16日(日)17:30~

SHONANPHOTO CAFE

カフェ、ワインバー

江ノ電腰越駅前

平日 08時~22時
土日 11時~23時

電話番号 0467-40-4774

(記事・写真/志村茂樹)


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