「江戸東京博物館」が来年3月末リニューアルオープン!JR両国駅3番線「幻のホーム」で100日前記念イベントを開催!(12/18~21)

大規模改修工事のため休館している「東京都江戸東京博物館(えどはく)」のリニューアルオープン日が2026年3月31日(火)に決定しました。これを記念して、2025年12月18日(木)から21日(日)までの4日間、JR両国駅3番線ホームなどで「江戸東京博物館 リニューアルオープン100日前記念イベント」を開催します。
2026年3月31日、えどはくが生まれ変わる!

銀座「服部時計店」を原寸大で再現
「東京都江戸東京博物館」リニューアル後の大きな特徴として、展示室内に大型模型が新設されます。これまでの「朝野新聞社」に代わり、明治の銀座の象徴とも言える「服部時計店」が史実に基づき原寸大で再現されます。来館者はこの時計店を通って、明治以降の「東京ゾーン」へと足を踏み入れることになります。
世界的建築家による空間デザイン
館内外の空間デザインは、世界的建築家の重松象平氏が監修。3階のひろばでは、約4,000平方メートルの天井面と柱面を使って収蔵資料などをダイナミックに投影する演出が行われるほか、アプローチ部分には新たな工作物や映像演出が施され、入館前から期待感を高める工夫がなされます。
「幻のホーム」で楽しむ無料の記念イベント

リニューアルオープン100日前を記念して開催するイベントの舞台は、普段は列車が発着しないことから「幻のホーム」とも呼ばれるJR両国駅3番線ホーム。「大人も子どもも、昼も夜も楽しめる」をテーマに、江戸の食文化体験やイルミネーション、展示などが展開されます。参加費は無料です。
【参考】
両国駅 幻の3番線ホーム「ギョーザステーション」(※2018年掲載記事)
https://tetsudo-ch.com/128375.html
数量限定! あたたかい「鴨南蛮」の振る舞い
イベントの目玉の一つは、江戸時代に広まった食文化を体験できる「鴨南蛮の振る舞い」。会場ではあたたかい鴨南蛮そばが無料で提供されます。(数量限定・無くなり次第終了)
和傘イルミネーションと江戸体験
会場では、和傘を使ったイルミネーションが実施され、江戸の夜のような情緒ある景観が演出されます。
そのほかにも、2026年3月31日にリニューアルオープンする江戸東京博物館の魅力を先取りできるパネル展示「江戸と令和見比べ展示」も。また、実際に触れて遊べる「江戸屋台」や「江戸遊び」のエリアや、100日前を記念するフォトスポットも登場。博物館開発のゲームアプリ「ハイパー江戸博」を体験できるコーナーの設置や「両国をめぐろう!スタンプラリー」も実施されます。
「リニューアルオープン100日前記念イベント」概要
開催期間:2025年12月18日(木)~21日(日)
開催時間:
12月18日(木)15:30~20:00
12月19日(金)11:00~20:00
12月20日(土)11:00~20:00
12月21日(日)11:00~18:00
※イルミネーション、スタンプラリー以外は各日18:00で終了
会場:JR両国駅3番線ホーム、両国ステーションギャラリー、駅周辺エリア
参加費:無料
※両国ステーションギャラリー内の一部エリア立ち入りには入場券または乗車券が必要です。
2026年春のリニューアルオープン日が決定し、期待が高まる江戸東京博物館。そのプレイベントとして、普段は入れない両国駅の「幻のホーム」で、江戸の食や文化を無料で楽しめる貴重な機会です。温かいお蕎麦とイルミネーションで、ひと足早い「えどはく」の空気を楽しんでみてはいかがでしょうか。
(TOP画像:Pixta、その他画像:東京都歴史文化財団 東京都江戸東京博物館)
鉄道チャンネル編集部
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