【鉄の一瞥 04】 盛駅 岩手開発鉄道DD56形 2016/11/29撮影
盛駅にはJR大船渡線、三陸鉄道南リアス線と岩手開発鉄道が乗り入れている。2011年の3月11日、東北地方太平洋沖地震によって駅構内にもつなみが押し寄せ鉄道は運休。11月にいち早く復旧したのが岩手開発鉄道だった。大船渡線はBRTとして2013年3月に仮復旧、4月に三陸鉄道も吉浜まで運転を再開した。(2014年4月に三陸鉄道南リアス線は全通復旧)
岩手開発鉄道はあまり知られていないかもしれないが、1950年(昭和25年)の開業から1992年(平成4年)まで日頃市〜盛間で旅客営業を行っていた。もちろんメインは大船渡鉱山で産出される石灰石を赤崎の太平洋セメント大船渡工場に輸送する貨物線である。
ということで、盛駅で岩手開発鉄道のDD56形(DD5652)を見かけた。2016年11月29日のこと。ホキ100形に35トンの石灰石を満載して赤崎に向かっているところだろう。