眺望絶佳 その2【駅ぶら03】京浜急行80

2020.06.21

では塚山公園の「港の見える丘」に向かいます。この径の正面に展望デッキがあります。

途中で西側を見ると富士山がちょっとアタマを出していました。十三峠方面です。手前の段々畑が良いですね。

青いモノが見えるので望遠レンズで寄ってみました。十三峠給水塔でした。

反対の東側を望遠レンズで見ると大きな船の右側に、富津沖の東京湾第二海堡が手前に、奥に第一海堡が見えました! すごいなぁ、見えちゃうんですね。奥は木更津の工業地帯です。

東京湾第一海堡、第二海堡については、2018年5月にコラムを書いています。興味を持たれた方は、よかったらご覧ください。

猿島もこちらからの方がキレイに見えました。島自体は縦長なのですが、丸く見えていますね。房総半島もハッキリ見えます。風の吹く方向の影響なのでしょうか。高さは見晴台の方が高いのです。

「港の見える丘」の塚山公園展望デッキに突き当たりました。ここからも海の青さが分かります。

展望デッキには県立塚山公園保存会手製の眺望案内がありました。

描かれている眺望は、だいたいこんな感じです。左右はもう少し広いのですがコンデジのレンズ、広角側いっぱいでコレです。

横浜ランドマークタワーは見えましたが、少し霞んでいたのでスカイツリーまでは見えませんでした。

横須賀の米軍基地に停泊している原子力航空母艦”ロナルド・レーガン”が見えるのですねぇ。「76」という数字が読めるので間違いなく”ロナルド・レーガン”です。全長は333m、東京タワーを横に寝かせた大きさです。やはり大きいなぁ。

※アメリカの原子力空母”エンタープライズ”はさらに大きく全長336mです。

余談ですが、横須賀の海上自衛隊基地で見た護衛艦「いずも」が大きいのでビックリしたことがあります。護衛艦「いずも」の全長は248m。世界最大と言われた戦艦大和の全長は263mでしたから大和マイナス15mです。しかし”ロナルド・レーガン”は、戦艦大和よりも70mも長いのです。排水量は圧倒的に戦艦大和が大きいのですが。

※2017年4月撮影

余談ですが、世界最大の船舶は、1979年日本の住友重機械追浜造船所(現・横須賀製作所)で建造されたノルウェー船籍の石油タンカー”ノック・ネヴィス”です。全長458.45m、全幅68.8mありました。残念なことに役割を終えて2010年には解体されました。

もう一つ、とても珍しい施設が見えました。海上に四角いコンクリート・ブロックのかたまりが10箇所ほど見えますか? 筆者は最初何だか分からなかったので必死に調べました。

日本で唯一の横須賀消磁所でした。海上自衛隊の横須賀造修補給所内になります。海上自衛隊の護衛艦とアメリカ軍艦船が共同で使用しています。

横須賀消磁所が何をする施設なのか、と言えば。艦船の多くが磁性体の綱製なので時間が経つと地磁気などの影響で強く帯磁します。定期的に消磁しないと敷設された磁気感応式機雷などに反応してしまうリスクがあるのです。知らなかったなぁ。

いつまでも海を見ているワケにもいきません。安針塚駅に向かって「下山」します。

この道が、またまた面白いのです。

【駅ぶら03】京浜急行81 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)


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