テレワークやWEB会議が重なり、知らぬ間に負担をかけているのが、目。目の不調を訴える人が増加中のいま、切実な調査結果が出てきた。

コンタクトレンズ販売店「エースコンタクト」(全国81店舗)を展開するダブリュ・アイ・システムは、4月15~20日、緊急事態宣言発令後の1都1府5県に住む20~59歳の男女正社員 3805人に調査。

その結果、テレワークで目の不調が増えたと感じる人は6割を超え、そのなかでも「職場で愛されるリーダータイプ」ほど顕著なことがわかった。

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また、こうしたテレワーク普及にあわせた目のケア対策が不十分であることも明らかになってきた。

15~17時に目の不調がピークに

テレワーク導入から目の不調が増えたと感じる人は全体の61.7%と半数以上。症状別では「疲れ目」に加え、「視力の低下」「小さい文字が見えにくい」など、機能悪化を感じる人も多かった。

また、76.3%がテレワーク開始から5日目までに何かしらの不調を感じ、15時から17時の間に不調を感じる人が最も多いことが明らかに。

不調を感じてるのにケアできてないという現実

目の不調を訴える人のなかでも多かったのが、「職場で愛されるリーダータイプ」の人。

そんな愛されるリーダータイプは、自分自身を「人を動かすのが得意」「同じ職場の人から飲み会や食事会に誘われる」と回答。

その背景には、WEB会議で「ちゃんと発言を聞き取りたい」「真意を伝えたい」と思うあまり、ついついモニターに顔を近づけてしまうといったクセがあることが明らかに。

さらに深刻なのは、こうした疲れ目や視力低下に対して、具体的なケアや対策を施している人が半数にも満たないこともわかった。

こうした調査結果をふまえ、ダブリュ・アイ・システムは「マッサージや目薬、遠くを見るなどに加え、使用しているコンタクトレンズや眼鏡の度数があっているかどうかを、もういちどチェックして」と伝えている。

https://goace.jp/