※2014年7月撮影

トップ画像は、銀山駅で列車交換するJR北海道キハ150形気動車。強力なディーゼル・エンジン搭載で急勾配をグングン上ってきます。キハ150形は、2020年3月のダイヤ改正で新しいJR北海道H100形気動車が導入されたことで運用を終了。函館本線の山線から姿を消しました。H100形はJR東日本GV-E400形の酷寒地対策車両。

長万部駅ホームの小樽行。こちらは後方キハ150-13。

※2014年7月撮影

先頭は、キハ150-12。12:10。出発です。

※2014年7月撮影

長万部温泉への近道、跨線橋の下をくぐります。かつては長万部機関区などがあったため広大な敷地が広がっています。

※2014年7月撮影

熱郛(ねっぷ)駅。北海道鉄道が1903年(明治36年)森駅から当駅まで開通。一般駅として設置されました。翌1904年(明治37年)小沢(こざわ)駅まで延伸開業。歌棄(うたすつ)駅に改称されました。不思議なコトに翌1905年(明治38年)熱郛駅に再改称されています。1907年(明治40年)国有化。1909年(明治42年)函館本線の駅になります。隣の目名(めな)駅との間に1984年(昭和59年)に廃止された上目名駅がありました。

※2014年7月撮影

倶知安駅で列車交換待ちです。

※2014年7月撮影

跨線橋から駅舎。駅舎の単式ホームは、1986年(昭和61年)に廃止された胆振線(室蘭本線伊達紋別駅から当駅までの83.0km)のホームでした。線路が撤去されていてちょっと妙な印象です。羊蹄山がキレイに見えています。

※2014年7月撮影

駅舎正面。

※2014年7月撮影

倶知安駅は、1904年(明治37年)北海道鉄道の駅として開業しています。その後、国有化され函館本線の駅になっています。1974年(昭和49年)倶知安機関区廃止。2010年(平成22年)までは駅そばが、2015年(平成27年)まではキヨスクがありました。

駅前にこんな標識。確かに倶知安町はスイスのサンモリッツと姉妹都市ですが、9キロ弱とは近過ぎませんか?

※2014年7月撮影

倶知安を出発した辺りで遅い昼ご飯。長万部で買った「折詰そば」(650円)。昔は倶知安にも駅弁「ニセコそば」がありました。ホームで立ち売りしていた時代があったのです。

※2014年7月撮影

開けるとこんなセッティング。

※2014年7月撮影

うずら玉子が嬉しい。昔の乾いた出前のもり蕎麦を思い出しました。コンビニのザル蕎麦の様な「水」は付いていません。

※2014年7月撮影

銀山駅でも列車交換。流石に山の中で、駅の周囲、半径500mの円内には、20世帯85人と住民はあまり多くありません。(2010年国勢調査)

※2014年7月撮影

キハ150形2両編成が来ました。トップ画像は、この直後のアップです。

※2014年7月撮影

函館本線山線と言われるダケあって、あかなか深い山の中です。

※筆者は既にコラムなどで今回の青春18きっぷ鉄道旅の写真を度々使用しています。重複していますが、御容赦ください。

※価格などは2014年当時のものです。

(写真・文/住田至朗)