画像:鉄道会館

JR東日本グループの株式会社鉄道会館は、2020(令和2)年6月1日(月)より、スマートフォンアプリ『東京ステーションナビ(トライアル版)』の提供を開始した。東京駅利用者の移動をサポートし、駅施設やエキナカなどのタイムリーな情報を発信する。

ご存知の通り東京駅は日本有数のターミナル駅であり、東西南北に渡って広大な敷地を有している。新たな待合空間や改札口、改良通路、バリアフリー段差解消ルートなどの供用、新エキナカ商業空間「グランスタ東京」の開業も控えている。駅構内の店舗数は合計約350というから驚きだ。

そういった”迷宮”を探索するのも一つの楽しみ方ではあるが、一般的な利用者にとっては、目的地に早く正確に辿り着ける手段が充実している方が利便性が高いのは間違いないだろう。

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『東京ステーションナビ』はGPSの届かない駅構内でも使用者の現在地を把握し、出発地から目的地までの移動ルートを案内する。車いすやベビーカーの利用者、スーツケース所持者向けにバリアフリー段差解消ルートの検索も可能だ。Appleマップ・Googleマップなどの地図アプリとも連携し、東京駅構内から目的地までシームレスに案内を行うこともできる。

また、駅構内の店舗情報を検索する機能も備えており、食事のみならず弁当・お土産選びなども楽しむことができる。訪日・在日外国人向けに英語表記にも対応している。

今夏のアップデートでは東京駅の人気商品を事前予約・購入ができるECサイトとの連携、店舗やコインロッカー・トイレの空き状況をリアルタイムに確認出来るサービス、エキナカイベント情報の確認、クーポンの発信、AIチャットなどの新たな機能の搭載も予定しているという。

Apple StoreおよびGoogle PlayよりDL可。

鉄道チャンネル編集部