獣医系・生命科学系の麻布大学に「ヒトと動物の共生科学センター」新設、研究と教育を一体化し最先端アクティブラーニングをめざす

2020.06.03

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「コロナウイルスで、イヌの引き取り手は増えている?」

そんなホットな情報が、次から次へと出てくる最先端研究ラボが誕生した。

その名も「ヒトと動物の共生科学センター」。
https://azabu-chass.themedia.jp/

獣医系大学として二番目に長い歴史を持つ、麻布大学のなかに新設された研究センター。

麻布大学は、獣医学部(獣医学科、動物応用科学科)と生命・環境科学部(臨床検査技術学科、食品生命科学科、環境科学科)の2学部5学科と、大学院(獣医学研究科と環境保健学研究科)の教育体制に、学部生2519名、大学院生91名が学ぶ獣医系大学(2019年5月1日現在)。

神奈川県相模原市にあるひとつのキャンパス内で、人・動物・環境に関する教育・研究を実施している国内唯一の大学といわれている。

そんな麻布大学内にできた「ヒトと動物の共生科学センター」では、(1)ヒトと動物の共生を育む最先端研究、(2)最先端研究を学生教育に活かした教育、(3)得られた知見を社会や地域に還元する広報活動 という3つの柱を軸に取り組み、新たな研究の柱として、(1)ヒトと動物の認知インタラクション解析と新しい社会システムの構築、(2)ヒトと動物の微生物クロストーク、(3)ヒトと動物の共進化遺伝子の同定 という、3つの研究グループで計8つの研究プロジェクトを展開していく。

同大学はこの「ヒトと動物の共生科学センター」を新設することで、研究と教育の一体化を実現し、獣医系・生命科学系大学の「麻布大学らしさ」を反映した新たな教育研究に注力していくという。

地球共生系サイエンスワーク開講、最先端アクティブラーニングをめざす

具体的には、全学共通科目の「地球共生論」を通してヒトと動物、環境がいかに持続可能な関係を構築できるかを学生自身が考え、さらに今年度から新たに導入する「地球共生系サイエンスワーク」の講義を全学部全学科対象に開講。最先端の研究実施能力を習得するアクティブラーニングをめざす。

また、動物応用科学科でスタートしているSTEM型教育の「実践的ジェネラリスト育成研究プロジェクト」の全学的へ拡大にむけた準備もすすめる。

同センター長は、獣医学部動物応用科学科 菊水健史教授(上写真)が就任。副センター長に阪口雅弘教授。南正人准教授、紙透伸治准教授、上家潤一准教授、関本征史准教授、伊藤潤哉准教授、茂木一孝准教授らが代表研究者に名を連ねる。

麻布大学は、文部科学省の私立大学研究ブランディング事業『動物共生科学の創生による、ヒト健康社会の実現~地球共生系「One Health」~』(2016-2019年度)に採択され、複数の研究プロジェクトを走らせてきた。

今回の「ヒトと動物の共生科学センター」は、こうした成果をさらに発展させ、教育への還元と社会への貢献というミッションも抱えて設立された。
 
 
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