忘れ物件数第1位はやっぱり「傘」

相鉄グループの相模鉄道と相鉄バスは、2019年度の駅や車内での忘れ物状況を取りまとめ、発表した。

2019年度は84,067件の忘れ物があり、1日あたり約230件。前年度と比較すると976件(約1%)減少した。忘れ物件数は2015年度以降8万~8万5千件ほどで推移している。

忘れ物件数の推移

忘れ物で最も多いのは傘で、全体の約24%を占める20,400件。長雨が続いた7月や台風19号の通過した10月に大きく増加したという。2位以下は「袋・封筒類(7,152件)」「現金(6,431件)」と続く。

ADVERTISEMENT

忘れ物の返還数は26,334件、返還率は約31.3%。相鉄グループは駅デジタルサイネージや掲示板にポスターなどを掲出し、啓発を行っている。

ちなみに珍しい忘れ物として、「バイオリン」「テレビ」「旗」などがあったという。

鉄道チャンネル編集部
画像:相鉄グループ