※2015年8月撮影

トップ画像は、東舞鶴駅ホームの舞鶴線国鉄115系の改造車。1999年(平成11年)舞鶴線の電化の際に導入された車両です。

北陸本線で14時1分敦賀駅に着きました。14時18分の小浜線東舞鶴行に乗り換えます。小浜線は未乗なので初めてです。JR西日本125系直流一般形電車。2003年(平成15年)の小浜線電化に合わせて投入されました。鉄道少年の服が見事にお揃いの色です。もしかして、コーディネイト? だったらスゴイ!

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※2015年8月撮影

ここからは、何故か駅名標ばかり撮っていました。小浜線は若狭湾に沿って敦賀駅から小浜駅をへて東舞鶴駅を結んでいます。

美浜駅。1917年(大正6年)の開業時は、河原市駅でした。1956年(昭和31年)美浜駅に改称。何も無いように見えますが、市街は反対の南側です。右に見える山が「洪水山(52.3m)」、一風かわった名前の山です。

※2015年8月撮影

美浜駅から3.5kmで気山駅。1961年(昭和36年)開業。駅の西側には三方五湖が広がりますが、気山エリアに110mの山(丘?)があります。

※2015年8月撮影

気山駅から3.3kmで三方駅。1917年(大正6年)開業。関西育ちの両親から筆者は三方五湖(若狭湾国定公園に属する名勝地 ラムサール条約の指定湿地)の風光明媚を耳にタコができる程聞かされて育ちました。駅の西に三方湖(三方五湖の一つ)があります。老母を連れて訪れたい場所です。

※2015年8月撮影

十村駅。1917年(大正6年)開業。この駅の駅舎がまた木造で趣があります。つか、見たなら撮っておけよ~。と帰宅してから呟いています。

※2015年8月撮影

十村駅から小浜線の駅間では最短の3kmで大鳥羽駅。1918年(大正7年)開業。

※2015年8月撮影

小浜線ではこの駅名が最も印象的でした。上中(かみなか)駅。思わず「下」の字を幻視してしまいそうになりました。上中は地名です。1954年(昭和29年)野木村、三宅村、熊川村、瓜生村、鳥羽村が合併して上中町が発足。2005年(平成17年)三方郡三方町と合併して若桜町が誕生して廃止されました。駅も1918年(大正7年)の開業時は三宅駅でした。上中町の発足によって1956年(昭和31年)上中駅に改称されています。

※2015年8月撮影

上中駅から4.5kmで新平野駅。1918年(大正7年)開業。旧国鉄関西本線に平野駅(1889年/明治22年開業)があったので新平野駅になったのでしょうか。

※2015年8月撮影

小浜駅を過ぎ勢浜トンネルを抜けると車窓に島々の浮かぶ小浜湾が広がります。

※2015年8月撮影

勢浜駅。1961年(昭和36年)開業。駅の周囲にわずかに平地があります。

※2015年8月撮影

勢浜駅から4.0kmで加斗駅。この駅名も駅所在地名です。古い木造駅舎があったので写真を撮っておけばよかったのですが、この頃はまだまだ撮影がメインという鉄道旅では無かったのです。

※2015年8月撮影

大島(半島ですが)、大飯原子力発電所建設に伴って架けられた青戸の大橋が見えました。海上橋です。

※2015年8月撮影

スゴク不思議な入道雲がモクモク湧いてきました。夕立が来るのかな。

※2015年8月撮影

小浜線、意外に山がちです。海に面して山々と島々、半島が美しい風景を作り出しています。

※筆者は既にコラムなどで青春18きっぷ鉄道旅の写真を度々使用しています。重複していますが、御容赦ください。

※価格、駅などは2015年当時のものです。

(写真・文/住田至朗)