今月復活したいすみ鉄道の「キハ」 四連休に乗るか、夏まで待つか

2020.07.22

7月11日運行再開時の様子 写真:いすみ鉄道

千葉県のいすみ鉄道は7月11日(土)、「キハ28」「キハ52」の運行をおよそ五カ月ぶりに再開した。

同社のキハ28・52はJR西日本からやってきた国鉄形気動車である。いずれも50年以上前に製造された大変古い車両だが、現在も全車両自由席の急行列車として土日祝日に運行している。

乗車には急行料金300円が必要で、レストラン列車として運行する際はキハ28が利用者貸切となる。土曜は「夷隅」、日曜は「そと房」のヘッドマークを付け、祝日は「ヘッドマークなし」で運転する。鉄道ファンには人気があり、「キハ52・28の1日」というPVまで制作されている(※いすみ鉄道ホームページで閲覧可)。

そんなキハたちも今年はあまり運行していない。2月末からキハ52が重要部検査に入ったためだ。運転席が片側にしかないキハ28は1両では走れないため、相方が復帰するまではこちらもお休みせざるを得ない。3月1日からは急行列車としていすみ300形の黄色い列車が運行し、5月に予定されていたキハ52復帰までつなぎの役割を果たすはずだった。

ところが、今度は新型コロナウイルスの影響で4月10日から急行列車そのものが運休になった。せっかく検査を終えたのに、戻ってきたキハ52の仕事がない。キハ52は土日に訓練試運転を行い、復活の日を待ち続けた。11日の運転再開日には、多くのファンがいすみ鉄道を訪れた。

7月23日(木・祝)からの四連休は残念ながら雨模様だが、雨の日に走るキハも趣があるだろう。また、いすみ鉄道は8月1日からインスタグラムフォトコンテストを実施するという。今の内に撮影地の下見をしておくのも良いかもしれない。

地元アーティストである鉄道イラストレーター「始発ちゃん」とのコラボグッズ販売も始まり、10日販売を開始した「鉄印帳」は好評につき販売制限をかけるも7月12日時点で売り切れた(「鉄印」は現在も販売中)。キハの復活したいすみ鉄道が、今熱い。

鉄道チャンネル編集部


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