新駅完成イメージ 画像:えちごトキめき鉄道

えちごトキめき鉄道株式会社と糸魚川市は9日、日本海ひすいライン糸魚川~梶屋敷間に建設中の新駅について、新駅名称を「えちご押上ひすい海岸(えちごおしあげひすいかいがん)」と発表した。

糸魚川市は新駅の名前を6月10日からおよそ1ヶ月かけて公募し、523通の応募があったという。そのうち地元押上地区からは177通。これらを元にえちごトキめき鉄道へ提案した。

えちごトキめき鉄道の鳥塚社長は新たな駅名についてこう解説する。

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「糸魚川市からご提案いただいた市民の公募による駅名の8割に押上・ひすいなどの名前が入っていた。押上というとほかにもあり差別化できない。東京スカイツリーの駅と思う人も多い。新潟県糸魚川市の押上駅ということをアピールしたい。観光的な要素として『ひすい海岸』地域的な要素として頭に弊社の名前の『えちご』を入れた。また路線名が『日本海ひすいライン』ということで、ひすい海岸の『ひすい』を平仮名にした」

新駅は多くの交流人口の窓口として、また国石ひすいの石の街としてPRするゲートウェイとして、また地元の通勤通学の足としての役割が期待されている。現在は2021年3月の開業を目指し、糸魚川駅から1.6キロ、梶屋敷駅から2.7キロのところに建設中。

鉄道チャンネル編集部