秩父の町 散歩が最高に楽しい【駅ぶら04】西武秩父線
※2020年6月撮影
トップ画像は、西武秩父駅1番ホームの特急ちちぶ、001系Laviewです。
秩父鉄道秩父本線の西側、番場通りを北に秩父神社に向かって歩きます。
※2020年6月撮影
ところどころにこの様なオブジェが飾られています。これは地蔵川のカッパ。かつては、荒川の削った河岸段丘の下から湧いた水が小さな流れを作り秩父神社に達していて、その流れを地蔵川と呼んだらしいのです。
※2020年6月撮影
その横の味噌漬屋さん。秩父名物の猪などの味噌漬けです。
※2020年6月撮影
この安田屋さんの店舗兼住宅、昭和5年頃に建てられたもので国の登録有形文化財です。
※2020年6月撮影
3階建てに見えますが、木造二階建ての周囲をモルタルの外壁で囲んでいるのです。3階の窓に見える部分には屋根裏部屋の窓。
※2020年6月撮影
その隣のパリーと記された建物も渋い。
※2020年6月撮影
この建物もお隣の味噌漬屋さんと同様にごく普通の木造建築に外壁を立て3階建てに見せているのです。昭和2年(1927年)の建築。国の登録有形文化財です。右から「ーリパ」と書かれた暖簾が最高! 現役の食堂です。
※2020年6月撮影
蝋細工の食品サンプルも懐かしい感じです。
※2020年6月撮影
斜め向かいの煙草屋さんも古色蒼然とした佇まい。
※2020年6月撮影
小池煙草店も国の登録有形文化財。
※2020年6月撮影
正に昭和初期の建築という雰囲気です。カッコ良いなぁ。
※2020年6月撮影
何と、その向かいの建物も登録有形文化財なのです。この一角に4軒の登録有形文化財の建築があります。
※2020年6月撮影
旧大月旅館別館、大正15年の建造。作られた頃は、1階が遊技場、2階は従業員部屋だったそうです。
※2020年6月撮影
このお医者さんの建物も昭和モダンの素晴らしい雰囲気です。
※2020年6月撮影
番場通りを抜けて秩父の総鎮守、秩父神社に出ました。
※2020年6月撮影
神門をくぐります。
※2020年6月撮影
疫病(えやみ)除け茅(ち)の輪。
※2020年6月撮影
徳川家康の造営による社殿。残念ながら右側は補修工事中で左甚五郎作の「つなぎの龍」を見ることはできませんでした。
※2020年6月撮影
それでも社殿を飾る彫刻は見事です。
※2020年6月撮影
こちらは鳳凰。
※2020年6月撮影
北辰の梟(フクロウ)。
※2020年6月撮影
小さくて分かり難いのでアップにしました。
※2020年6月撮影
左下に「お元気三猿」
※2020年6月撮影
広い境内をグルグル歩きました。鎮守の森の「柞乃杜(ははそのもり)」に住むブッポウソウは天然記念物になっていますが、鳴き声は聞こえませんでした。
西武秩父駅まで戻ってきました。「西武秩父駅前温泉 祭の湯」の側です。
※2020年6月撮影
実は、この何倍も写真はあるのですが、全部紹介していると【駅ぶら】が終わらないのでここまでで西武秩父駅は終了します。
さてこれで池袋駅から西武秩父駅までの【駅ぶら】は完了です。新宿線に乗る前に、西所沢駅から狭山線で西武球場前に行きましょう。
(写真・文章/住田至朗)