常磐線 特急列車を降りて、駅からカーシェアでサッと移動。レンタカーにあるわずらわしい受け付けやクルマのチェック、返却手続きなどなしで―――。

JR東日本水戸支社とJR東日本レンタリースは11月24日から、常磐線 特急停車駅を中心に「駅からカーシェア」事業をスタート。

「駅からカーシェア」は、JR東日本水戸支社とJR東日本レンタリースが協業し、「TOYOTA SHARE」(トヨタシェア)を運営するトヨタレンタリース茨城と事業連携して実現。

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「駅からカーシェア」が利用できる拠点は、石岡駅、友部駅、水戸駅、ホテルメッツ水戸、大甕駅、常陸多賀駅、高萩駅の7か所。

料金は、ベーシックプランが200円/15分~、パック料金が3800円/6時間~。入会・基本料金などはなし。6時間を超えて利用する場合は、距離料金が発生する。

この料金体系が、「タイムズカーシェア」と違うポイント。ちなみにタイムズカーシェアはベーシックで220円/15分。月額利用料金も発生する。

また、出発時・返却時もスマート。予約から利用・返却までスマートフォンのみで完結し、スマートフォンがシェアカーのキーになる。利用の流れはこんな感じ↓↓↓

<出発時>
専用アプリで会員登録・利用ステーションを予約
→ 車に到着後スマホのBluetoothをON
→ アプリから鍵のロックを解除
→ エンジンスタート利用開始
→ 利用時間延長もアプリ上から申請

<返却時>
アプリからシェアカーの鍵をロック
→ 傷や汚れを確認しアプリで返却完了
→ 後日 請求メールを確認 クレジットカード決済

―――11月24日から始まる常磐線「駅からカーシェア」。沿線単位での事業展開は、JR東日本水戸支社では常磐線が初めての取り組み。

運営スキームは、JR東日本レンタリースが中心。JR東日本グループやトヨタレンタリースと調整し、「駅からカーシェア」を常磐線沿線で展開するかたち。