※2020年8月撮影

トップ画像は、JR九州日田彦山線採銅所駅に到着する上り小倉行。鉄道チャンネルらしく鉄道車両の写真。筆者はキハ40系が大好き。キハ147 91は、1980年(昭和55年)新潟鐵工所製造のキハ47 91。1993年(平成5年)JR九州によって機関換装され改番されました。2011年(平成23年)から日田彦山線で運用されています。

駅舎内、JR西日本近距離きっぷ運賃表が木の額におさめられていました。日田彦山線はほとんど全ての列車が小倉駅発着ですが、起点は城野駅です。

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※2020年8月撮影

待合室。上はサッシに換装されていますが、下の木枠窓は丁寧に修復されています。素晴らしい! ベンチもオリジナルではないですね。

※2020年8月撮影

天井の装飾と電灯が大正モダンです。見るだけでも価値がありますね。

※2020年8月撮影

金属製改札口があります。

※2020年8月撮影

きっぷ回収箱が設置されています。

※2020年8月撮影

島式ホーム2番のりば、手前側の線路は撤去されています。

※2020年8月撮影

駅名標。

※2020年8月撮影

採銅所駅は、1915年(大正4年)小倉鉄道によって開業されました。1943年(昭和18年)戦時買収で国有化され鉄道省添田線の駅になります。1960年(昭和35年)日田彦山線所属駅になりました。1980年(昭和55年)無人化。2011年(平成23年)香春町によって老朽化された木造駅舎が全面修復されました。

ちなみに2015年(平成27年)の駅名標。

※2015年8月撮影

トップ画像の小倉行が2番のりばに到着します。構内踏切を渡る利用者。

※2020年8月撮影

筆者も2番のりばに行きました。2両編成の後はキハ147 1033。1979年(昭和54年)富士重工製。1990年(平成2年)JR九州が機関換装、改番。外観がずいぶんキレイですね。1033は(147とともに)九州北部豪雨の被災でこの後訪れる大行司駅構内に撮り残された車両でした。数ヶ月後にクレーン車両のアクセスできる場所まで自走して救出され、その後はイルミネーション車両になったりしていました。

※2020年8月撮影

島式ホームから木造駅舎。

※2020年8月撮影

ホーム側正面。ホームがほんの少し傾斜していますね。

※2020年8月撮影

ホームを小倉駅側に進んで駅舎。姿を記録しておきます。

※2020年8月撮影

島式ホーム端部から夜明駅方面を見ています。トンネルが見えます。

※2020年8月撮影

望遠レンズで見ます。トンネルには複線分の空間があります。トンネルが工事された時代には複線化の計画があったのでしょう。

※2020年8月撮影

島式ホームから駅舎のある単式下りホームに構内踏切を渡ります。

※2020年8月撮影

構内踏切から小倉駅方面。

※2020年8月撮影

ホームから数段下がって駅舎があります。

※2020年8月撮影

修復が素晴らしい採銅所駅でした。次の駅に移動します。

(写真・文章/住田至朗)