JR東日本 東北線・常磐線系統は2021年3月13日から、水戸線のワンマン化や東北線一部区間のパターンダイヤ化、白石で運転区間分離などの変更がある。また、3月27日には水郡線が全線復旧する。

水戸線内全列車と常磐線直通列車が2021年3月13日からワンマン運転を開始。ワンマン運転区間は、小山~友部と常磐線直通列車の友部~勝田(一部列車は友部~水戸)。

ダイヤに大きな変更はなし。現行と同じく、全列車E531系5両編成で運転し、すべてのドアから乗り降りできる。

尽力で再起! 水郡線1年半ぶりに全通運転

ADVERTISEMENT

2019年10月の台風19号の影響で、橋梁や軌道が崩壊。復旧作業が続いていた袋田~常陸大子が開通。水郡線は全線で運転を再開する。

ダイヤ改正日の3月13日から26日までの14日間、袋田~常陸大子で試運転列車を走らせる。

東北線 白石駅で運転区間を分離

東北線 福島~仙台は、日中時間帯、福島~白石と白石~仙台で運転区間を分離し、同じホームで相互に乗り継ぐ体系に更新する。

輸送障害発生時の影響範囲を小さくするため。この白石分離にあわせ、快速 仙台シティラビット を各駅停車とし、通過していた各駅の利便性を向上させる。

拠点駅間での折返し運転を拡大

東北線・常磐線は、2021年3月13日から、拠点駅間での折返し運転を増やす。

輸送障害が発生した際の影響範囲を小さくし、他の線区・区間では可能な限り通常運行を確保させる。

拠点駅は、東北線が新白河・郡山・福島・白石・仙台・小牛田・一ノ関。常磐線が原ノ町。

さらに利用状況にあわせて、列車の運転区間や両数を見直す。

磐越西線にキハE120形

磐越西線は、只見線で運転しているキハE120形を、磐越西線 会津若松21:04発、野沢21:52着の夜間列車に投入する。

新津運輸区所属キハ110系とともに、磐越西線 会津以北を担う。