GWはロマンスカーミュージアムへ 開館4周年記念で今週末から多彩なイベント(神奈川県海老名市)

歴代の小田急ロマンスカーを展示する、神奈川県海老名市の小田急ロマンスカーミュージアムが2025年4月19日に開館4周年を迎える。ミュージアムはゴールデンウィーク(GW)を中心にした2025年4月16日~5月6日、「ロマンスカーミュージアム4周年祭」を開催する。
【参考】小田急「ロマンスカーミュージアム」お披露目!歴代特急車両展示のほか、沿線を再現した巨大ジオラマなども(※2021年3月掲載)
https://tetsudo-ch.com/11325138.html
四周年祭の目玉は今週末、4月19、20日の特別公開。当日は創業期の車両・モハ1の車内を開放する。1927年の小田急開業時、新宿~稲田登戸(現・向ケ丘遊園)の近郊区間用に導入されたモハ1は、昭和初期の名車としてファンが多い。
運行会社は小田原急行鉄道から戦時統合で東京急行電鉄(大東急)、小田急電鉄と変わり、1960年ごろまで現役で活躍した。車内開放は15分ごとの入れ替え制。入館券だけで先着順に入れる。
両日はキャラクターグリーティング(あいさつ)、ステージイベントといった家族連れ向けの催しも用意する。
続くGWの5月5、6日は、運転席が2階にあるロマンスカー「LSE」の展望席に乗車体験できる。これまでは貸し切りイベントなどに限定。LSEは「Luxury Super Express(ラグジュアリー・スーパー・エクスプレス)」の頭文字。1980~2018年に箱根路を走った。
このほか「小田急クイズ大会」、小田急乗務員とお笑いコンビのコント寸劇「鉄道安全教室」(いずれも4月19日)など盛りだくさんのメニュー。イベントの詳細は、ミュージアムのホームページで。ミュージアムは小田急、相鉄、JR相模線の各海老名駅に接続する。
記事:上里夏生
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