伊豆半島の最南端に、一足早い春がやってきました。静岡県南伊豆町では、早咲きの桜と菜の花の見頃に合わせ、2026年3月10日(火)まで第28回みなみの桜と菜の花まつり」を開催しています。下賀茂温泉の青野川沿いに続く約800本の「みなみの桜(河津桜)」と、約3ヘクタールの広大な菜の花畑が織りなすピンクと黄色が織りなすコントラストは圧巻で、伊豆の春を代表する絶景です。さらに今年は、町制施行70周年を記念した「夜桜流れ星」の10年ぶりの復活など、例年以上に盛り上がりを見せています。本記事では、「みなみの桜と菜の花まつり」の最新情報と、臨時特急の運行や便利なフリーパス情報など、お花見の計画に役立つ情報とともに紹介します。

みなみの桜と菜の花まつりの見どころは?

河津桜と菜の花のコントラスト

会場となる青野川沿いの両岸には、早咲きの河津桜(みなみの桜)約800本の桜並木が続きます。期間中は南伊豆町役場の3階展望デッキが開放されるとのこと。外階段の昇降が必要ですが、河津桜並木を上から眺めることができます。

満開の菜の花畑

メイン会場から続く桜並木を観賞しながら青野川下流へ歩みを進めれば、広さ約3ヘクタールの菜の花畑が広がっています。桜のピンクと菜の花の黄色が織りなすコントラストは圧巻! 南伊豆を代表する春の景色です。

満開の夜桜

期間中の18:00~21:00には毎日、前原橋付近~九条橋付近で、夜桜を楽しめるライトアップを実施。幻想的な雰囲気を楽しめます。道の駅下賀茂温泉湯の花と銀の湯橋付近では同時刻に「みなみの夜桜と竹灯り」を、来宮橋付近(青野川右岸)では「夜桜イルミネーション」も開催しています。2月20~22日の3日間は、18:00~20:00に銀の湯橋付近で「夜桜竹あかり」も実施。竹あかり(ユラギ)を増量し、近隣の飲食店では「竹と食フェア」を開催します。

10年ぶりに復活のイベントも
また、2月27日、28日、3月1日の3日間、18:00~20:00頃に銀の湯会館前~来宮橋付近で、町制施行70周年記念事業として「夜桜流れ星」を10年ぶりに復活。ライトアップされた桜並木と青白い光の玉が無数に浮かぶ青野川の水面が美しく、幻想的な光景が広がります。

日曜日は伊勢海老みそ汁をサービス
2月15日と22日の日曜日には、11:00~と13:00~の1日2回、約200杯限定で南伊豆町特産「伊勢海老のみそ汁」が配布されます。

その他にも、桜の花をモチーフにしたぬいぐるみなどが当たる「花くじ」などのイベントを開催予定です。

みなみの桜と菜の花まつりの交通アクセス

サフィール踊り子(画像:Pixta)

公共交通機関を利用の場合、東京駅から伊豆急下田駅までJR特急「踊り子」「サフィール踊り子」で直通、約2時間40分でアクセスできます。新幹線や在来線を利用する場合は熱海駅で乗り換え、JR伊東線乗り場から伊豆急下田行きで終点までとなります。

みなみの桜と菜の花まつりマップ(南伊豆町観光協会パンフレットより)

メイン会場は伊豆急行線「伊豆急下田駅」から東海バスで約25分の「九条橋(ぐじょうばし)」で降りればすぐの立地。同じバスに乗り「日野(ひんの)」で下車すると、約3ヘクタールの菜の花畑が広がっています。

週末は大宮から直通でお花見に行ける!

特急「みなみの桜河津桜大宮・高尾号」詳細(南伊豆町観光協会パンフレットより)

JR東日本は、2月14(土)・15(日)・21(土)・22(日)臨時特急「みなみの桜河津桜大宮号」を運転。運転区間は、8:42大宮発~12:12伊豆急下田着、16:01伊豆急下田発19:30~大宮着の往復となり、E257系9両編成、全車指定席で運転します。

2月20日(金)には臨時特急「みなみの桜河津桜高尾号」を運転。9:45高尾発~13:24伊豆急下田着、16:55伊豆急下田発~20:45高尾着の往復となり、E257系5両編成、全車指定席で運転しますが、執筆時点で満席となっています。

東海バスフリーきっぷで下田・南伊豆を周遊!

東海バスフリーきっぷ詳細(南伊豆町観光協会パンフレットより)

東海バスは、指定のバス路線が2日間乗り放題になるフリーきっぷ「石廊崎・下田2日券」「堂ヶ島・松崎・石廊崎2日券」を発売しています。

乗り降り自由区間(東海バス公式サイトより)

石廊崎・下田2日券」は、下田駅~龍宮窟~田牛(とうじ)・下田駅~爪木崎・下田駅~海中水族館・下田駅~石廊崎オーシャンパーク・河津駅~河津七滝・伊豆稲取駅~伊豆アニマルキングダムなど、下田市、南伊豆町、河津町、東伊豆町の一部バス路線が2日間乗り放題になるフリーきっぷです。
堂ヶ島・松崎・石廊崎2日券」は上記に加え、下田駅~松崎・松崎~堂ヶ島など、下田市、南伊豆町、河津町、東伊豆町、松崎町、西伊豆町の一部バス路線が2日間乗り放題になるフリーきっぷです。
お花見と合わせて観光したいエリアに合わせてきっぷを選択しましょう。

フリーきっぷを利用してお花見のはしごもおすすめ

「みなみの桜と菜の花まつり」の開催期間中、2月7日~3月8日には河津町で「河津桜まつり」(最寄り駅:河津駅)を開催。1月24日に開園、白浜伊古奈桜など早咲きの桜が例年より1~2週間早く見頃を迎え、今が満開の「白浜桜の里」(最寄り駅:下田駅)など、近隣には桜の名所が点在しているため、お花見のはしごもおすすめです。

伊豆急下田駅から宿泊者限定のシャトルバスを運行

下田温泉旅館協同組合に加盟する18の宿泊施設(大地の彩花月亭・臨海荘・ホテル伊豆急・下田大和館・野の花亭こむらさき・観音温泉・下田聚楽ホテル・伊豆薫風・いづみ荘・クアハウス石橋旅館・下田プリンスホテル・下田ベイクロシオ・下田東急ホテル・ホテル山田屋・清流荘・里山の別邸下田セントラルホテル・下田ビューホテル・金谷旅館)の宿泊者限定で、2月14日~23日の10日間、無料シャトルバスを運行します。伊豆急下田駅バスターミナルから会場まで片道約20分、約1時間20分滞在して同駅に戻るルートです。平日2便・土休日3便設定されています。出発前日の17:00までに予約をして利用しましょう。

川沿いの桜並木を歩きながら、ひと足早い春の香りに包まれる南伊豆の旅。夜の幻想的なライトアップやおトクなフリーきっぷ、宿泊者限定シャトルバスなどを活用して、心ゆくまで伊豆の春を満喫してください。訪問の際は、事前に南伊豆町観光協会の公式サイトで最新の開花情報をチェックしてからお出かけください!
(桜・菜の花の画像:Pixta、画像:南伊豆町観光協会、東海バス)

鉄道チャンネル編集部
(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)

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