西鉄のICカード「nimoca」を採用 山口県のサンデン交通 本州の交通事業者初

2021.01.30

下関駅を中心としたサンデン交通の路線図 画像:サンデン交通

山口県下関市に本社を置き、同県西部を中心に路線バスと高速バスを運行するサンデン交通は、2021年3月6日から西日本鉄道グループの交通系ICカード「nimoca(ニモカ)」を導入する。nimocaはJR東日本のSuica、首都圏私鉄のPASMO、JR西日本のICOCA、JR九州のSUGOCAなどと共通仕様で、サンデン交通のnimoca利用者は同じカードで東京や大阪、福岡などの鉄道・バスに乗車できる。

nimocaは西鉄の鉄道とバスのほか、同じ九州内の熊本市電、長崎電気軌道、松浦鉄道、JR九州バス、宮崎交通などに加え、北海道の函館市電と函館バスで利用できるが、本州エリアでの採用事業者はサンデンが初めて。

サンデンでnimocaに対応するのは一般路線バス182系統、高速バス2路線(下関―山口宇部空港線、同―福岡線)で、車両数は一般205台、高速14台のあわせて219台。高速バスのうち下関―福岡線(コロナ禍で運休中)は、共同運行事業者が全国相互利用のICカードシステムを採用済みで、運行再開時はすべてのバス車両でカードが使えるようになる。

1時間以内の乗り継ぎは、最大20円の割引運賃を適用する。運賃をnimocaで支払うと、1%分のポイントを進呈。貯めたポイントは電子マネーに交換できる。

サンデンでは現在、磁気式のバスカードが使えるが、nimoca移行に伴い前日の3月5日で発売を終了。その後、2021年5月31日まで継続利用可能ながら、6月1日からはnimocaに一本化し、バスカードは残額を払い戻す。

文:上里夏生


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