【日報】留萌線の旅【20210202】
留萌線の存続に関するJR北海道と地元自治体の話し合いが続いています。留萌線を維持するのは困難であるとするJR北海道側の主張も、部分存続を望む自治体側の主張も一理ありますが、現状、鉄路の維持が現実的なようには見えません。個人的に親しくしている現地の方によれば、深川~石狩沼田間の通学需要はまだあるそうですが、それだけで存続とするには足りないのでしょう。
今の留萌線がどんな状況なのか。鉄道チャンネルでは昨年末、北海道のライターさんからいただいた原稿をもとに集中連載を行いました。自分も一度しか訪れたことはありませんが、夏の陽光にきらめく木立を抜けていく時の窓外の景色や、ニシン漁で栄えた留萌の海岸線沿いの美しさが深く印象に残っています。