【50代から鉄道趣味を復活させる方法】514

2021.02.25

※2009年12月撮影

トップ画像は、三鷹駅の西側、都道12号線から東日本旅客鉄道三鷹車両センター。もう少し三鷹駅寄りには長大な歩行者用跨線橋があります。天気の良い日には、鉄道の好きな小さな子供たちが歓声をあげています。

池口英司さんの『大人の鉄道趣味入門 人生の後半を楽しむための兵法書』(交通新聞社新書/2019)の第三章をゆっくり読み進めています。

前回のパチカメ(小生がかつて奉職していた映像制作業界ではスチールカメラをこう呼んでいました)に続いて著者の池口さんは動画に駒を進めます。昨今は小生の使うコンパクト・デジタルカメラでも4K動画が撮影できます。

残念ながら小生はほとんど動画を使わないので、詳細はスルーします。まぁ、動画編集がパソコンで可能なこと程度は小生でも分かります。

昔と違って、今は自分で撮った動画を発表できるメディアがネット上にありますからね。

※2013年1月撮影

次は「鉄道模型趣味」。これは「王道」ですね。小生も中学生の頃「カツミ」のHOゲージの車両を持っていました。「電車なのに架線が無い=リアリティーが無い」という理由で専ら気動車を走らせて遊んでいました。キハ20系2両編成。しかし、50年前でもHOゲージはそれなりに高価でしたから、高校に入学した頃には「鉄道模型」を誰かに譲ってそのお金でロック・ミュージックのLPレコードを買いました。

現在はNゲージの気動車をキハ40系を中心に集めています。でもレールもコントローラーも所有していないので運転したコトがありません。普段は、たまににデスクに並べて酒の肴に眺める程度です。しかし三浦半島の陋屋では、そもそもNゲージのレールを敷く空間が捻出できないのです。

著者の池口英司さんは、「スケール」を決めて蒐集するべきとした上で、”大人世代”なら金銭的にもHOゲージを蒐集してどうかと書かれています。同時に「何よりも無理をしないことが、趣味を長く続けるコツである」と書いています。趣味で無理は禁物ですね。

実は実家の近所に超趣味人がお住まいです。自宅の庭にレイアウトを作っておられます。これがスゴイ。軌間は5インチ(128mm)です。巨大さが想像できますか?

※2013年3月撮影

作りかけの蒸気機関車を見せていただきました。商品はコレをご自分で改造されているのかな。オーダーしたとおっしゃっていたかもしれません。いずれにしてもベース・キット価格が185万円(税別)という自動車が買えちゃう値段です。石炭を燃やして走るホンモノ。ここまで来れば究極ですね。

※2013年3月撮影

次はいよいよ「鉄道に乗る~旅の時間~」です。鉄道趣味の基本ですね。

まずは勤め人が仕事の中で鉄道旅気分を味わう秘訣を書いています。出張の前後に有給休暇を組み合わせるとか、涙ぐましい努力が列挙されています。今は、スマホでどこにいるのかリアルタイムで分かってしまう時代ですから、サラリーマン人生も楽ではないですね。

小生も、業務出張を前日出発にして寝台列車で行ったりしました。1990年代には「上野発の寝台列車」で東北に行くことができたのです。幸い小生は部署の責任者でした。流石に担当役員は出張の移動手段にまで一々チェックを入れる程ヒマじゃありませんから。(笑)

そして既に縷々書いてきましたが50歳を過ぎて失業。青春18きっぷに出会ってから延々と貧乏旅を楽しんでいます。ちょうど普通列車の旅も12年年目です。今以てぜんぜん飽きていないですよ~。

※2013年11月撮影

次のテーマは「鉄道を歩く~廃線跡と保線車両~」。この話題は、専ら読むだけです。小生はまだまだ「乗り鉄」路線で予定が埋まっています。

著者池口さんは、とにかく「調べて」「計画を起て」「準備万端整えて」から出かけることを再三繰り返します。”大人世代”は「若さ故の脱線」を許容できる体力の余裕はない、という冷静な視点です。年寄りの冷や水は洒落になりません。

しかし小生とて、宮脇俊三さんの「七つの廃線跡」(JTB/2001年)等を読んで秘かに廃線跡にこころ惹かれてきたことは確かです。余談ですが、宮脇さんが好きだった信濃追分駅(の写真)は前々回に登場しちゃいましたね。

余談ついでですが、宮脇さんが好きだった小淵沢の駅弁「元気甲斐」は小生も大好きですし、音威子府の「常盤軒」の駅そばは「計画して食べに」行きました。それについてはこのコラムで既に報告済みです。

※2013年8月撮影

続いて「鉄道の遺構にも注目しよう」。この分野は、小生には未踏の地です。旧万世橋駅跡を小生は、知りませんでした。コレはコロナ・ウィルス感染拡大の緊急事態宣言が解除されたら見に行きたいですね。

保存車両についても新橋駅前広場の蒸気機関車くらいしか分かりません。全国で訪れた先に置かれている保存車両を偶然目にすることはしばしばあります。

この話題では鉄道チャンネルのニュース番組に出演いただいた元・プロ野球選手の屋鋪要さんが全国に保存されている蒸気機関車をめぐる著作『屋鋪要の保存蒸機完全制覇』(ネコ・パブリッシング/2014年)を想起します。その時に見せていただいた屋鋪さん手作りの鉄道レイアウトもスゴイ完成度でしたよ。

※2020年12月撮影

流石にメインの第三章、まだ続きます。

(写真・文/住田至朗)


LINEで送る

オススメ記事

こちらの記事もオススメです