双日が北米サウスウェストレイル社株式を100%取得、北米鉄道事業 3番目の拠点に

2021.03.14

双日は、100%子会社である双日米国会社を通じて、北米で貨車リース事業を運営するサウスウェストレイル社(Southwest Rail Industries Inc.:SRI/アメリカ テキサス州)の株式を100%取得した。

サウスウェストレイル社は、1998年創業の貨車リース会社で、タンク車・ホッパー車を中心に4000両超の貨車を取り扱う企業。リース中の貨車のメンテナンスを含む貨車管理サービスの提供を強みとする。

サウスウェストレイル社の取扱貨物は、LPG、アスファルト、化学品、肥料など多岐にわたり、テキサス州の周辺に加えてアメリカの北部から中西部・東部を含む多くの州、そしてカナダにも顧客基盤を確立してきた。

双日は2020年3月、鉄道車両の取り扱いで60年以上の歴史を持ち、近年は北米鉄道事業を注力分野のひとつとして、鉄道車両(貨車・客車・機関車)の総合メンテナンス事業を運営するキャドレイルウェイ社(Cad Railway Industries Inc:CadRI/カナダ)を連結子会社化。

今回のサウスウェストレイル社株式取得で、キャドレイルウェイ社のカナダ東西2拠点(CadRI/モントリオール、Caltrax/カルガリー)に続き、SRIは、双日の北米鉄道事業における3つ目の拠点に。

双日は、メンテナンスサービスと貨車リースサービスで、サウスウェストレイル社の新規顧客開拓や北米鉄道事業の規模拡大・脱炭素社会の実現をめざす構え。

北米は世界最大級の貨物鉄道市場であり、米国の貨物輸送のうち鉄道輸送が43%を占めるなど、鉄道輸送は経済・社会を支える重要な物流インフラかつ経済活動の基盤として、コロナ禍においても底堅い需要を維持。

双日は、今後も北米での貨物鉄道市場と貨車リース市場が中長期的に拡大すると見込み、輸送単位あたりの二酸化炭素排出量が自動車の約11分の1と地球環境にやさしく脱炭素社会実現に貢献する鉄道に注目していく。


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