電柱広告で地方鉄道を支援 銚子電鉄が「銚電柱」!?による増収作戦をスタート

2021.04.11

電柱広告「銚電柱」のイメージ

銚子電気鉄道は2021年4月1日から、電柱広告を活用した増収作戦を開始した。NTTグループで、介護サービスや公共施設運営などを手掛けるテルウェル東日本との共同企画で、全国の鉄道ファンが銚子電鉄の応援広告を千葉県内に掲出すると、銚電に毎月定額の広告料が入る仕組みだ。

ぬれ煎餅、まずい棒、たい焼き、ペットフードとあの手この手で収入を維持する銚電が、またまたユニークな増収作戦を発想した。電柱広告のデザインは、まずい棒、初海あおい(キャラクター)、竹本勝紀社長(スタンディー竹本)の3種類。このうち1つを選んで広告ボードを製作し、スポンサーになって掲出すると、銚電には社名やマーク使用料として毎月定額が入る。広告下部にはスポンサー名の形で支援者名が入る。

多くの地方鉄道が採用するマクラギオーナーとクラウドファンディングを合わせたような増収策で、電柱広告は流山市と袖ヶ浦市を除く千葉県全域への掲出が可能。沿線以外でも鉄道を支援できるのがポイントといえる。

銚電は、新しいPR手法を「銚電柱」と命名。「My電柱で当社を応援してほしい」と呼び掛ける。掲出には広告製作費と月額の広告費(掲出費)が必要。掲出は千葉県内だけだが、もちろん全国誰でも申し込める。

さらに銚電は、ロングセラーのヒット商品・ぬれ煎餅の高級バージョンになる「ぬれ煎餅プレミアム」を発売開始した。キャッチフレーズは「食品メーカーとしてのプライドを賭けて開発した自信作!」。

ぬれ煎餅初めてのプレミアム(特製)商品で、従来は「柔らかい煎餅」の印象だったぬれ煎餅に、モチモチ感やザクザク感を感じてもらえるよう、食感に工夫した。

味は鰹(かつお)だし風味と醤(ひしお)風味の2種類。新商品も得意のユーモアも全開で、鰹だし風味は「厳しい経営に〝喝(かつ)を入れる」とうたう。YouTubeチャンネルでは、竹本社長自らが出演するPR動画を放映中。

文:上里夏生
(画像:銚子電鉄)


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