松戸車両センター所属E231系139編成の前面帯が、クリーム色と紺色の横須賀色(スカ色)に変わって走っている。

これは、我孫子から先の成田線 我孫子~成田がことし開業120年をむかえるのにあわせた変更で、「1990年代後半まで我孫子駅・成田駅間を走行していた車両のイメージ」という。

JR東日本がいう「1990年代後半まで走っていた車両」とは、国鉄がつくった直流近郊形電車113系のことだろう。

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画像はちょうど10年前の2011年、JR貨物 千葉機関区ちかくにある内房線 蘇我野踏切からみえた絵。蘇我を出た安房鴨川行き113系4両編成 幕張車両センター所属。

内房線と外房線の境界駅、安房鴨川へと行く千葉発直通列車が10年前には存在したけど、いまはもうない。千葉発 内房線の電車で最も遠くまで行く列車は、千倉まで。

10年前は、冒頭の成田線や内房線・外房線に、こうした113系が走っていた。

◆品川~成田、意外と思い浮かばないルート
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◆旧国鉄千葉駅ちかくで開業した万葉軒、受け継がれた味といま
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◆内房線 木更津の北側にある朽ちた線路とソーラーパネル
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◆千葉ローカル線むけ新型車両E131系のトイレは新幹線や四季島 瑞風にも採用されたメーカーの製品だった
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