古い地名を駅名が保存しています【駅ぶら04】新宿線33
※2021年4月撮影
トップ画像は、前回の予告通り新宿線井荻駅構内跨線橋からの眺望です。本川越駅側を見下ろしたら上り急行西武新宿行電車が中央の通過線を通過しました。上り2番ホームに各駅停車が停まっているワケではありません。緩急接続はできないのです。
カメラを少し上に向けて環状八号線の高架を撮ります。逆光なのですが跨線橋の窓から少し距離をとって陽光を避けています。
※2021年4月撮影
下り線を特急「小江戸」が通過します。
※2021年4月撮影
反対の西武新宿駅側は順光なので空の色が全く違います。ホームも影の部分は写りません。
※2021年4月撮影
下りホームに降りて南口に向かいます。
※2021年4月撮影
改札口です。ありゃ、おやつの時間だなぁ。
※2021年4月撮影
井荻駅南口。明治22年(1889年)の町村制施行で井荻村が成立。井荻駅はこの地名から命名されたと思われます。昭和39年(1964年)の住居表示実施で井荻という地名は消滅。消えた地名が駅名に記録されています。他にも杉並区立井荻中学校に辛うじて残っていました。
※2021年4月撮影
南口のすぐ西側で環状八号線の高架道が降りて来ます。緑の支柱がポップです。
※2021年4月撮影
駅前通りは、そのまま70年の歴史を誇る西武井荻商店街になっています。
※2021年4月撮影
しかし何故“PONTE IOGI”なのでしょう? pontはフランス語なら「橋」です。
もしフランス語で表記するなら“PONTE D’IOGI”となるはずでが、謎です。イタリア語ならどうなるのかな?
※2021年4月撮影
新宿線の線路脇から上りホームと北口が見えます。
※2021年4月撮影
頭上の環状八号線高架道との位置関係、こちらの支柱もグリーン。
※2021年4月撮影
新宿線の下をくぐる自由通路が設けられています。ここにグリーンの高架道支柱がありました。
「井荻駅の構造がヨク分からなかった」と思っていたのは、この自由通路は駅構内だという奇妙な勘違いをしていたことが原因でした。新宿方面から井荻駅に来ます。用事は北口側だったので駅南口を出て毎回この自由通路を通っていたのです。
※2021年4月撮影
新宿線の下をくぐって北側に出ます。
※2021年4月撮影
次回は井荻駅の北側をブラブラします。
(写真・文章/住田至朗)
※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。