※2025年10月撮影

トップ画像は、流山市白みりんミュージアム。白みりんの製造法が分かり易く説明されています。

奥には白みりんを使った料理体験や発酵講座などが可能なキッチン・スタジオ〈通称〉「かもしアエール」があります。

※2025年10月撮影

味淋って、時間で色が変化するのですね。

※2025年10月撮影

仕込み桶の横に上るとミュージアム・ショップが見えます。

※2025年10月撮影

ショップの「流山白味淋」コーナー。日本料理には欠かせない味淋です。美味しそうなので買って帰りたかった・・・。

※2025年10月撮影

白みりんミュージアムを堪能しました。

※2025年10月撮影

白みりんミュージアムを出て万上通りを北に歩くと流山キッコーマン工場の壁面を使った「まちなかミュージアム」があります。流山で生まれた万上みりんの歴史を継ぐ工場です。

※2025年10月撮影

明治18年(1885)「万上」の登録書類。

※2025年10月撮影

堀切・秋元家の白味淋ラベル 左は大正6年(1917)以前の「萬上泉」右は大正11年(1922)以前の「天晴」。

※2025年10月撮影

秋元家の「天晴」と堀切家の「万上」ポスター。グラスを満たした味淋が表現されています。

※すみません 下の文字が読める様には写っていません。

※2025年10月撮影

「流山白味淋200周年記念まちなかミュージアム 流山市」歌川広重「東都名所 高輪二六夜待遊興之図」。

※2025年10月撮影

塀の一部に何かあります。

※2025年10月撮影

庚申塔が祠の中に1基、外に1基あります。

※2025年10月撮影

「 流山三丁目庚申講関係資料(113点) 流山市指定民俗文化財第7号

※2025年10月撮影

内容を写します。

「流山三丁目322に所在する二基の庚申塔には、祠内にある元文5年(1740)造立の板状駒型と祠外に文化15年(1818)造立の兜巾型がある。旧根郷六組を中心とした庚申講によって、その祭祀が執り行われていた。祭祀用の諸道具や祭祀参加芳名帳とともに、無尽に用いられた籤やその記録などが保存されている。

無尽は、昭和30年代後半まで行われていた。現在は、毎年初庚申の日に祠に幟や幕を飾りつけ、お供えをして祭祀を行っている。

市内唯一残る庚申信仰の祭祀行事である。伝承された講道具や過去の行事記録などの資料は、江戸時代に流行して市内に多数の庚申塔造立を促した、庚申講という民間信仰の形態を伝える重要な歴史・民俗資料である。

平成23年 流山市教育委員会」

祠内の庚申塔は、高さ109cm。青面金剛像が刻まれています。

※2025年10月撮影

外の庚申塔は172cmもあります。左側面に「下総国葛飾郡流山村根郷」と読めます。

※2025年10月撮影

立札には「69 庚申様 江戸時代建立の石造の庚申塔。庚申は干支(えと)の一つ。庚申の夜、仏家では青面金剛(しょうめんこんごう)を、神道では猿田彦(さるたひ)を祀って、寝ないで徹夜する習俗があった、石塔には三猿などが刻んである。」

壁面の「まちなかミュージアム」は続きます。

(写真・文/住田至朗)

※駅構内などはつくばエクスプレス(首都圏新都市鉄道株式会社)の許可をいただいて撮影しています。

※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。

※参照資料

首都圏新都市鉄道株式会社 会社要覧2024

るるぶ情報板関東31 つくばエクスプレス JTBパブリシング 2025年5月1日

つくばエクスプレス沿線アルバム 生田誠 山田亮 アルファベータブックス 2023年8月5日

つくばスタイル No.12 枻出版 2011年4月10日

つくばエクスプレス 最強のまちづくり 塚本一也 創英社 2014年10月23日 他

流山市の庚申塔については 流山市立博物館調査研究報告書『流山庚申塔探訪』流山市教育委員会発行を参照しています