日本車輌製造・川崎重工業・近畿車輛・日立製作所で1990年代に製造された都営地下鉄浅草専用車両、5300形。

アルミニウム合金製車体、VVVFインバータ制御、前面のラウンドシェイプ・ブラックフェイスなどを採用した浅草線の“平成の主力モデル”が、新型車両5500形の増備でその数を減らしている。

東京都交通局5300形(画像↑↑↑)は、1~4次車と5~7次車で、前面の表情が違う。画像右、丈の短い排障器(スカート)が1~4次車、左が5~7次車。

ADVERTISEMENT

5300形のうち前半に出てきた1~4次車は、この5月に残り1本となった14編成が廃車回送されて消滅。ミニスカート5300形がすべて姿を消した。

残す5300形 通常スカート車はあと4編成ともいわれ、5500形の順次投入で全消滅する日もちかいか。

「都営浅草線・京成線相互直通運転60周年記念乗車券」ネット販売開始

そんな都営浅草線が京成線との相互直通運転を始めて2020年12月で60年をむかえるにあたり、東京都交通局は「都営浅草線・京成線相互直通運転60周年記念乗車券」と「都営大江戸線 全線開業20周年記念乗車券」を各1000円・数量限定で発売。

5月26日から6月18日までは、はとマルシェオンライン・鉄道甲子園オンラインショップで通信販売も開始。乗車券有効期限は6月30日まで。一人5部まで購入できる。

また都営地下鉄駅では、都庁前駅で5月25日まで、新橋駅・巣鴨駅・本八幡駅・都庁前駅で5月26日から6月30日まで発売している。