丹後くろまつ号

WILLER TRAINS・JR西日本・京都鉄道博物館は、KTR700形気動車「丹後くろまつ号」(1両)とキハ47形気動車「〇〇のはなし」(2両)の特別展示を行うと発表した。

「丹後くろまつ号」は京都丹後鉄道でレストラン列車として活躍する観光列車。JR九州の「D&S列車」などをデザインした水戸岡鋭治氏がリニューアルを担当した。

京都丹後鉄道は北近畿タンゴ鉄道が鉄道施設を保有し、WILLER TRAINSが車両の運行や乗車券の販売等を担う。北近畿タンゴ鉄道の所有する鉄道車両を京都鉄道博物館で展示するのは今回が初めてという。

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「〇〇のはなし」は2017年の「幕末維新やまぐちデスティネーションキャンペーン」を機に導入されたJR西日本の観光列車。名称の「はなし」は山口県の「萩」「長門」「下関」の頭文字から。

同県には日本と西洋を引き合わせるきっかけとなった歴史が息づくことから、内装のコンセプトを「西洋にあこがれた日本(洋)、西洋が憧れる日本(和)」とし、2両別々のデザインとなっている。

展示場所は京都鉄道博物館 本館1F「車両のしくみ/車両工場」エリア。展示期間は「丹後くろまつ号」が2021年6月25日~27日、「〇〇のはなし」が2021年6月25日~7月6日となっている。6月25日15時からは京都鉄道博物館への入線シーンも公開予定。

※営業線を運転して搬入するため、輸送上の都合により展示を中止する場合がある。

また6月より京都丹後鉄道のオリジナル缶バッジや「〇〇のはなし」などのグッズがついたグッズ付き入館券などを販売する。詳細は京都鉄道博物館ホームページに掲載。

鉄道チャンネル編集部