蔵の街には見応えのある建物群【駅ぶら04】新宿線79

2021.08.22

※2021年3月撮影

トップ画像は、新宿線南大塚駅を出発した上り各駅停車西武新宿行電車。今回も本川越駅周辺の街歩きがメインで電車には乗っていないので、途中で撮影した写真を使用しています。

前回の続きから。本川越駅東口前の通り(埼玉県道229号線 川越停車場線)を北上、小江戸川越の「蔵造りの町並み」を北に進んでいます。

仲町交差点から20m、昭和モダンというのかな、レトロな意匠がキッチュで魅力的。左は大正4年(1915年)輸入自転車屋として建築されています。右は、昭和11年(1936年)に建てられた川越で最初のデパート旧・山吉デパート(現・保刈歯科醫院)、設計は後に出てくるネオルネサンス様式の埼玉りそな銀行と同じ保岡勝也さん。平成20年に耐震補強と同時に復元工事が行われています。個人的には「蔵」よりもこちらの方が好きです。

※2021年3月撮影

ズラリと「蔵造りの町並み」が並んでいます。驚いたのはウィークデイ(2021年3月23日(火)撮影)なのに観光客がビックリするくらいいたこと。緊急事態宣言が解除されたのでお出かけしたのかな。圧倒的に若い人が多かった。それにそろそろ春休みですね。

※2021年3月撮影

店舗も観光客で盛況です。筆者は人混みに圧倒されながら歩いています。

※2021年3月撮影

小江戸川越のランドマークと言えば「時の鐘」です。

※2021年3月撮影

「時の鐘」は、江戸時代の寛永年間に川越藩主によって建設されたのが始まり。現在の鐘楼は1893年(明治26年)川越大火の翌年再建された四代目。2015年から2017年には総工費1億円をかけて修復と耐震化工事が行われました。

どちらを向いても人があふれています。歩道がちょっと狭いですね。

※2021年3月撮影

札の辻交差点を左折、西に向かって歩いていると、突然ピンク色の巨大なパンダ。「蔵造りの町並み」(と若者向けの店舗)に少々飽きていたので和んでしまいました。

※2021年3月撮影

「菓子屋横丁」から駅の方に戻ることを考えていましたが凄い人気で歩くのが困難。1本東側の通りを南下します。それでもこの人の流れです。繰り返しますが「ウィークデイのお昼過ぎ」です。

※2021年3月撮影

このカメレオンの鎮座するお店、美味しそうな鰻屋さん。お昼を食べていなかったのですがお店はお昼の営業時間が終了してました。

※2021年3月撮影

人の少ない方に歩いていたら雪塚稲荷神社。静かな境内で小休止。

※2021年3月撮影

神社の斜め前にありました。左の門がカッコ良い。蔵は入口に「YAMAWA CLUB」と書いてあったので喫茶店かなと思ったら、表通りの「陶舗やまわ」さんの蔵。陶芸教室などに使われているそうです。

※2021年3月撮影

甘味茶房。爺さんが独りで入る店ではないなぁ・・・。(泣)

※2021年3月撮影

ほよ~、ネオルネサンス様式のビルが現れました。埼玉りそな銀行川越支店(蔵の街出張所)です。設計は、先ほどの旧・山吉デパートと同じ保岡勝也さん。

※2021年3月撮影

1893年(明治26年)の川越大火で焼失した第八十五国立銀行本店が、1918年(大正7年)に再建されたものです。1943年(昭和18年)埼玉銀行になり、2003年(平成15年)からは埼玉りそな銀行になりました。1996年(平成8年)埼玉県内では最初に国の登録有形文化財になっています。日本国内に現存する鉄筋コンクリート構造の建物としては初期のものです。

ネオルネサンス様式のお隣は、古風な和菓子屋さん。

※2021年3月撮影

法善寺聞信会館、看板建築が良いなぁと思って撮りましたが、かつては「近亀(きんかめ)」という時計・宝飾のお店だったそうです。昭和2年竣工。

※2021年3月撮影

川越「蔵の街」に大勢の観光客が押し寄せる理由が納得できました。とにかく魅力的な建築がたくさん有ります。

冬、氷雨の降る動物園が大好き、というヘソの曲がった(人混みのキライな)爺さんとしては、どうすればノンビリ人影まばらな「蔵の街」を散歩できるか、悩んでしまいます。

・・・と言うことで西武鉄道新宿線は本川越駅で終了。明日は拝島線に乗ります。

(写真・文章/住田至朗)

※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。


LINEで送る

オススメ記事

こちらの記事もオススメです