しなの鉄道は長野県佐久地域振興局(長野県佐久市)と連携し、2021年秋頃から「星空ラッピングトレイン」の運行を開始する。3両1編成で、運行区間はしなの鉄道会社線全線(軽井沢駅~妙高高原駅)、JR信越本線(篠ノ井駅~長野駅)。

「『佐久地域の美しい星空と自然』をPRし、県内外の多くの観光客の方にお越しいただくこと」を目的としており、車両のデザインも北に浅間山、南に八ヶ岳を望む佐久地域から見える星空をイメージしたものに。

紺色のボディに映える赤から紫のグラデーションと星のきらめきを基調とし、パラボラアンテナ、浅間山・八ヶ岳の稜線で佐久地域を表現した。周辺には「国立天文台野辺山宇宙電波観測所(南牧村)」「臼田宇宙空間観測所、美笹深宇宙探査用地上局(佐久市)」など宇宙観測施設が集積しており、南牧村の野辺山高原は日本でも指折りの星空観測の名所としても知られる。

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このラッピングトレインの運行に先立ち、長野県佐久地域振興局は車両の愛称、ならびに愛称に込められた理由や想いを募集している。応募期間は2021(令和3)年6月9日(水)~6月30日(水)必着。

命名にあたってのお願いは二点。「美しい星空など佐久地域の特徴がイメージできること」「幅広い世代の方に愛され、親しみやすいこと」――その他応募詳細は長野県佐久地域振興局のプレスリリースに掲載されている。

鉄道チャンネル編集部
(画像:しなの鉄道)