岳南電車は2021年6月23日、岳南富士岡駅構内に、貨物営業時代に活躍した電気機関車を展示する新たな観光スポットを設けると発表した。

正式名称は選定中で、現在は「電気機関車公園」と仮称されている。同公園には4両の電気機関車を展示する予定で、中には今から90年以上前の昭和初期に製造されたものも。

「なお、一部の機関車については貨物営業当時の走行場面を少しでも再現させるため、前照灯の点灯や汽笛の吹鳴を復元する整備もあわせて行います」というから、往時の雰囲気を偲ぶ施設になりそうだ。

構内にはウッドデッキを整備し、市民や観光客がくつろげるスペースを設置するほか、夜は夜景電車の運行にあわせてライトアップを実施する計画もある。

完成は8月中旬、2021年8月21日オープン予定。塗装作業は塗装店のボランティア活動団体である「塗魂ペインターズ」静岡エリアのメンバーが担う。

鉄道チャンネル編集部
(写真:岳南電車)