東武「SL大樹」7月末から毎日運行開始、「SL大樹ふたら」も秋から定期運行へ
東武鉄道は2021年6月29日、日光・鬼怒川エリアで土休日を中心に運行する「SL大樹」について、7月31日(土)から「毎日運行」を開始すると発表した。本年1月から実施していた「C11 207号機」の長期検査が7月に終了し、現在運行中の「C11 325号機」と合わせて2両体制とすることで実現する。
一部例外があるものの、同日より9月30日までの平日・祝日はSL1両で2往復運転、土日はSL2両で4往復運転とする。また、現在は団体専用列車として運行している東武日光駅発着の「SL大樹ふたら」も、秋から平日に定期運行し、修学旅行や団体旅行のコンテンツとしても利用できるようにするという。
東武鉄道は2017年からSLを運行し、日光の地域活性化に尽力してきた。同社は「いつでも乗れるSL」を実現することで、更なる日光・鬼怒川エリアの活性化を図る。
鉄道チャンネル編集部