気動車から新幹線までバラエティに富んだ列車に乗れる「車両基地見学ツアー東北編」<PR>

2021.07.09

JTBから発売された「車両基地見学ツアー ~東北編~」は、山形鉄道フラワー長井線・福島交通飯坂線・阿武隈急行線を1泊2日で巡りながら各社の車両基地を見学して回るという、鉄の者が考えたとしか思えない鉄道ツアーです。

詳細はこちらの記事に譲るとして、本稿ではツアー中に乗車する列車について取り上げます。気動車や直流電車、交流電車、新幹線、交直流特急と非常にバリエーション豊かな電車を乗り継ぐ、コアな鉄道ファンも楽しめるメニューになっているようです。

山形鉄道フラワー長井線 YR-880形気動車

最上川橋梁を渡るYR-880形気動車

フラワー長井線を走るのは1988年に製造されたYR-880形気動車。路線名にちなみ「フラワーライナー」という愛称がついています。2021年現在6両が在籍し、そのうち4両は沿線市町村PRラッピング列車となっており、各車両に各市町村を代表する「紅花」「さくら」「あやめ」「ダリア」のデザインが施されています。

残る2両のうち1両は「鉄道むすめラッピング」車両で、宮内駅のうさぎ駅長「もっちぃ」を抱く鮎貝りんごなど、「鉄道むすめ」のキャラクターがデザインされています。もう1両は2017年にシンボル車両(食堂車)「花結びより」として生まれ変わりました。

ラッシュ時間帯などを除けば基本的には1両で走りますが、今回は定期列車にツアー専用列車を連結し、2両編成での運行となる模様です。どの列車が充当されるか気になりますね。

福島交通飯坂線 1000系電車

元東急の1000系電車

福島交通飯坂線を走るのは、元東急の1000系電車。関東民にはお馴染みの東急車両は、飯坂線だけでなく東急グループの上田電鉄などでも改造されて運用されています。二ヶ国語対応の車内放送、車いすスペースや車内液晶表示器などを備えたバリアフリー仕様で、全て冷房付きです。

1000系電車の導入によりこれまで走っていた7000系電車(こちらも元東急)は置きかえられ、ほとんど廃車されています。現在は1編成が残るのみで、すでに定期運用からは離脱し、現在はイベント列車等で使われるのみ。今回のツアーでは引退した7000系車両6編成に掲出した6種類のヘッドマークも見られるようです。

元東急7000系

阿武隈急行線 8100形電車

実は登場当時はJRを除く私鉄で唯一の交流型電車でした

阿武隈急行では2019年7月より、新型のAB900系が運行を開始しました。JR東日本のE721系電車をベースとした車両で、同様の例は仙台空港鉄道(SAT721系)や青い森鉄道(703系)でも見られます。

ですが、今回のツアーで使用されるのは8100形電車。こちらは国鉄時代の713系電車をベースとした車両で、AM8100形+AT8100形の2両固定編成(1M1T)で運用されています。運行開始当時はJRを除けば唯一の交流型電車でもありました。

将来的には8100形は全てAB900系で置き換えられる予定です。国鉄時代の雰囲気を残す車両に乗っておくなら今の内、といったところでしょうか。梁川車両基地では、この8100形同士が連結する様子を間近で楽しめるようです。

JR東日本 E3系新幹線「とれいゆ つばさ」

E3系新幹線を改造した「とれいゆ つばさ」

今回のツアーでは1997年の秋田新幹線開業に合わせて登場したE3系にも乗車します。E6系の登場を機に秋田新幹線からは撤退し、上越新幹線や東北新幹線で活躍するE3系ですが、JR東日本は余剰となった編成を改造して趣向を凝らした列車に仕立てました。「現美新幹線」(2020年12月引退)と「とれいゆ つばさ」です。

「とれいゆ つばさ」は畳の「お座敷指定席」や「足湯」を備える観光列車。モダンな内装も斬新で、15号車のバーカウンターでは山形の美味しいお酒なども堪能できるようになっています。乗り鉄でなくとも「目的地への移動ではなく列車に乗ること自体が旅の目的になり得る」新幹線と言えるでしょう。

今回のツアーにおける乗車時間は1時間10分ほどで、足湯体験は別料金。人数制限もあるため必ず利用できるとは限りませんが、参加されるのであれば絶対に付けるべきオプションです。なお、車内では米沢名物「牛肉どまんなか」が振る舞われる予定です。

余談ですが、E3系新幹線は今後登場するE8系新幹線により順次置き換えられる予定で、こちらも「機会を見つけて早めに乗っておきたい」列車の一つでしょう。

最後はE657系「ひたち」で東京へ

E657系交直流特急形電車

旅の最後に乗車するのは常磐線特急「ひたち」です。JR東日本のE657系は2012年に登場した交直流特急形車両。常磐線の藤代駅~取手駅間を走れる仕様で、中央線特急のE353系と並ぶJR東日本の代表的な特急形車両と言って差し支えありません。

2020年3月に全線再開した常磐線。東日本大震災から10年目となる節目の年に、かつての不通区間を特急でかっ飛ばします。仙台から東京へ向かう4時間越えの電車旅で旅を締めくくるのは、体力的にはやや厳しいかもしれませんが、鉄道ファン的には至高の時間かもしれませんね。

早期予約で3,000円割引もあり

2021年9月4日(土)〜9月5日(日)東京発着の「車両基地見学ツアー ~東北編~」――気になるお値段は大人お1人様 (消費税込)で69,800円〜83,300円になります。

基本的には7万円ほどで楽しめるツアーですが、ホテルの部屋を「トレインビュールーム」に変更したり、往路やまびこ号の座席をグリーン席にするといったオプションを付けることもできますよ、というイメージです。グリーン席には南田裕介さんも乗車されるそうで、コロナ対策もかねて2,000円ほど上乗せするのはアリですね。

申込受付期間は2021年7月5日(月)12:00 〜 8月5日(木) 23:59 までですが、7月19日(月)23:59までに予約を済ませた場合は早期割引が適用されて3,000円お得になります。お申し込みは下記リンクから!

車両基地見学ツアー ~東北編~(JTBホームページ)
https://jtb-entertainment.net/tour/2021/tetsutabi_tohoku/


LINEで送る

オススメ記事

こちらの記事もオススメです