【木造駅舎カタログ】山陽本線001/10 曽根駅

2021.08.10

※2020年8月撮影

トップ画像は、山陽本線曽根駅。

東海道本線は神戸駅でお仕舞い。山陽本線に入りました。タイトルの山陽本線は1つ目の駅だけどカタログは10駅目だと分かる様にしました。

山陽本線は神戸駅から門司駅までの534.4km。神戸~下関開通は1901年(明治34年)。1942年(昭和17年)関門トンネル開通で全通しました。

下関駅まではJR西日本管轄です。下関駅から門司駅間には関門トンネルがあって交流電化のJR九州管轄。

※2020年8月撮影

曽根駅は、1888年(明治21年)阿弥陀駅として開業。駅所在地は現在も兵庫県高砂市阿弥陀一丁目です。1893年(明治26年)東に0.8km移設。1902年(明治35年)曽根駅に改称。

これは、1900年(明治33年)に東隣の駅が宝殿駅として開業したことが原因。生石神社の「石の宝殿」から隣駅の駅名が付けられたことから、阿弥陀駅も曽根天満宮を観光目的で駅名にするように当時の山陽鉄道に要請。曽根駅に改称されたました。曽根天満宮は山陽電鉄本線の山陽曽根駅の北側100m、現在の曽根町にあります。

1906年(明治39年)国有化。1907年(明治40年)現在の場所に移設。ほぼ最初に開業した位置です。1909年(明治42年)山陽本線所属駅になりました。1988年(昭和63年)JR西日本により愛称「神戸線」が使用開始。須磨駅から西は車窓に大阪湾、明石海峡大橋、淡路島が広がって大好きな区間です。

山崎駅では駅の隣にありましたが、曽根駅は駅前がデイリーヤマザキ(コンビニエンスストア)です。世田谷の実家の近所にあったパン屋さんがある日突然「ヤマザキデイリーストア」になってビックリした記憶が蘇ります。オジサンがいきなりユニフォーム着てるんだもの。(笑)

※2020年8月撮影

駅名は駅所在地の高砂市の「高砂」を名乗って欲しいと市議会や市長さんが提案している様です。確かに曽根町、曽根天満宮とは2km近く離れています。

駅東側に駐車スペースがあります。出入口には建物財産標がありました。昭和2年6月と記載されています。1927年です。かなり丁寧に改修されているのか、とてもキレイな木造駅舎です。

※2020年8月撮影

メンテナンスが良いので築100年には見えません。

※2020年8月撮影

駅前は兵庫県道212号線。

※2020年8月撮影

切妻屋根に平入りの駅出入口にも切妻屋根。端正な佇まい。阿弥陀一丁目とほうろう製の地名表示が目立っています。

※2020年8月撮影

※鉄道の撮影は鉄道会社、鉄道利用者、関係者などのご厚意で撮らせていただいています。撮影は安全最優先、あくまでも業務・利用の邪魔にならないように、そしていつも感謝の気持ちを持って撮影しています。

(写真・文章/住田至朗)


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