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東武鉄道は、特急スペーシア・特急リバティの車内販売営業の完全終了し、飲料自動販売機の販売もやめる。

もともと特急スペーシア・特急リバティの車内販売は、新型コロナウイルス感染症拡大防止にむけて営業を休止していた。

今回は、これまで東武特急に代々受け継がれてきた車内販売や、東武特急100系スペーシア内にあった3号車カウンター販売などもすべて完全終了する。

画像は東武特急100系スペーシア内で稼働していた車内販売を取材したときのワンシーン。

これにあわせて、特急列車内の飲料自動販売機の販売は、8月20日から順次販売を終了し、8月31日までにすべての自動販売機を使用停止させる。

これで、東武鉄道で残る車内販売は、SL・DL大樹のみに。

また、JR東日本は、この東武よりも2年半前に、特急列車の車内販売をやめていた。2019年3月には、新幹線 はやぶさ 新青森~新函館北斗、はやて 新青森~新函館北斗、やまびこ、こまち 盛岡~秋田、在来線特急 踊り子、日光・きぬがわ・スペーシアきぬがわ、草津、いなほ 酒田~秋田 で車内販売を終了した。

いっぽう、小田急の看板列車、特急ロマンスカーの車内販売サービスは、ことし3月に終了していた。

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