【木造駅舎カタログ】山陰本線20/120 仁万駅

2022.03.11

※2020年8月撮影

トップ画像は、山陰本線仁万駅。横長のシンプルな木造駅舎。青い瓦屋根の駅舎が続きます。この駅にも「JR鬼瓦」があるのかな、と期待してしまいますね。しかし、整然とした美しい瓦屋根を見ているダケで陶然としてしまいます。

山陰本線で手前にあった石見福光(いわみふくみつ)駅に2016年(平成28年)まで存在した木造駅舎には「JR鬼瓦」がありました。残念ながら改築された新しい駅舎の瓦屋根に「JR鬼瓦」は使われていません。一度JR西日本さんに「JR鬼瓦」について訊いてみようかな。

仁万駅は1917年(大正6年)日本国有鉄道山陰本線が石見大田駅(現・大田市駅)から延伸された時に終着駅として開業しました。翌1918年(大正7年)山陰本線は浅利駅まで延伸されます。1973年(昭和48年)貨物取扱廃止。1987年(昭和62年)国鉄分割民営化でJR西日本に承継されました。大きな駅舎にはかつてキヨスクもあった様です。

駅出入口。出入口上屋の切妻屋根はトタン葺きなので鬼瓦はありません。

※2020年8月撮影

駅は仁万駅です。それは駅が開業した時の所在地が、邇摩(にま)郡仁万村だったからです。1936年(昭和11年)仁万村は町制施行で仁万町になります。

1954年(昭和29年)に仁万町が近隣の町村と合併し仁摩(にま)町になります。何で漢字が変えられたのか詳細は分かりません。2005年(平成17年)仁摩町などが大田市と合併し改めて大田市が発足し邇摩郡は消滅。駅の現在の所在地は島根県大田市仁摩町仁万です。

マジでややっこしい地名の入れ子構造です。駅の近くには、大田市立仁摩小学校、島根県立邇摩高等学校、仁万郵便局などがあります。

仁万駅は、1年計砂時計のある仁摩サンドミュージアムと世界遺産「石見銀山」の最寄り駅です。

駅前の駐輪場・駐車場。仁万駅は右側になります。正面は鉄道の駅に見えますが見に行ったら島根県総務部の売却物件になっていました。

※2020年8月撮影

仁万駅を南側から。仁摩タクシーの事務所が仁万駅舎内にあります。ややっこしいでしょ?

※2020年8月撮影

北側から見ると切妻屋根には「JR鬼瓦」があります。目撃8駅目です。「JR鬼瓦」のアップは撮影していません。

※2020年8月撮影

※鉄道の撮影は鉄道会社、鉄道利用者、関係者などのご厚意で撮らせていただいています。撮影は何よりも安全が最優先。あくまでも業務・利用の邪魔にならないように、そしていつも感謝の気持ちを持って撮影しています。

(写真・文章/住田至朗)


LINEで送る

オススメ記事