変わらない1372ミリと、盛土からコンクリート高架に変わった上空

2021.09.08

線路幅(軌間)1067ミリの線路が、1372ミリの線路を高架で越える立体交差がある街―――東京都世田谷区豪徳寺。

JR在来線と同じ1067ミリの線路は小田急電鉄 小田原線、都電荒川線や京王電鉄京王線などと同じ1372ミリの線路は東急電鉄 世田谷線。

画像は世田谷線 宮の坂5号踏切からみえた、東急 世田谷線・小田急 小田原線 立体交差部の光景。ちょうど山下駅を出た三軒茶屋行き電車(右)と下高井戸行き電車がすれ違うシーン。

東急 世田谷線は、玉川電気鉄道(玉電)の支線 下高井戸線をルーツとし、その山下駅は1925(大正14)年に開業した。

小田急線 豪徳寺駅は、世田谷線 山下駅よりも2年あとの1927(昭和2)年にできたことから、地平を走る世田谷線の線路を高架で越える格好で、現在に至っている。

複々線化された豪徳寺付近は、いまはコンクリート製高架の下に商業施設などが入っている。

小田急線が複々線化される前までは、小田急線の軌道を支える盛土が世田谷線 線路の両脇まで迫っていた。

そして世田谷線の線路両脇に迫っていた盛土の間、世田谷線線路上空に小田急線の鉄製ガーダー橋が架かっていた。

ガーダー橋時代は、世田谷線電車と小田急線電車が同じタイミングで立体交差する光景がここでみえたけど、小田急線がコンクリート壁に囲まれた重厚な高架に変わってからは、そんなシーンも消えた。

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画像:鉄道チャンネル
記事:鉄道チャンネル(https://tetsudo-ch.com/


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