JR西日本は、紀勢線(きのくに線)で11月6日、御坊から新宮へむけてで、臨時快速「紀の国トレイナート号」を走らせる。

「紀の国トレイナート2021」の開催に合わせて走る臨時快速列車で、12の地域に展示されたアート作品を地域の人々と交流しながら鑑賞できる。

車両は225系4両編成。運転時間は、御坊9時34分発、新宮駅16時05分着。6時間を超えるゆっくり列車。途中駅の停車時刻は下記のとおり。

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御坊9:34発
印南9:50着、10:00発
南部10:14着、10:30発
紀伊田辺10:37着、11:03発
朝来11:11着、11:26発
白浜11:32着、12:10発
周参見12:34着、12:59発
紀伊有田13:30着、13:45発
串本13:52着、14:40発
湯川15:14着、15:26発
那智15:34着、15:45発
新宮16:05着

紀の国トレイナートは、2014年JRきのくに線の駅舎をアート作品にすることをめざし、地域の有志とアーティストが共に立ち上げたアートプロジェクト。

JR西日本が協力し、臨時アート列車「紀の国トレイナート号」を運行させ、駅舎アート、車窓アートを巡る。

過去の開催では、列車内にはさまざまな地域の食やものが乗り込み、生活とアートの実験的取り組みを試みてきた。

沿線12の自治体が取り組みをバックアップし、行政区や官民の隔てなく、稀有のアートプロジェクトを紀伊半島に生み出すことに取り組んでいる。

7回目の開催となる今年、紀の国トレイナートは、駅と作品を起点として地域の歴史、文化、隠れスポットを掘り下げる「ローカルダイブ」プロジェクトと地域とつながり、列車と人の営みを表現する取り組みを通じて、地域を見つめ、その先の未来を共に想う場をつくりだしていくという。

画像:2021 紀の国トレイナート2021
記事:鉄道チャンネル(https://tetsudo-ch.com/