コラボ印のデザインイメージ

JR東海が2005年から展開する「うまし うるわし 奈良」キャンペーン。その一環として、今年は世界遺産 薬師寺の御朱印とドクターイエローがコラボ、特別御朱印が誕生した。

天武天皇が愛する皇后(後の持統天皇)の病気平癒を祈り発願されたという薬師寺。国宝「薬師如来」は医王如来とも呼ばれ、人々を病や苦しみから救い、安らぎを与える仏として1300年にわたり信仰を集めてきた。

923形ドクターイエローは線路や架線などの状態を検測する「新幹線電気軌道総合試験車」、いわば「新幹線のお医者さん」。なかなか見られない車両でもあるからか、「見ると幸せになれる」とも囁かれている。

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最近では「鉄印帳」の影響もあり「御朱印」と「鉄道」のイメージは近しいものになりつつある。とはいえ薬師寺と新幹線という組み合わせは異色。JR東海によれば、薬師寺の御朱印が他の企業とコラボするのも、JR東海のドクターイエローがお寺の御朱印とコラボするのもお互いに初めてという。

特別御朱印のイメージ

コラボ御朱印は10月30日、11月6・20・27日に設定されたジェイアール東海ツアーズの「世界遺産 薬師寺 秋の夜間貸切拝観~宵の法話と献灯体験~」への参加、あるいは11月に開設される「EX 旅のコンテンツポータル」にて拝観券と特別御朱印がセットになったプランを申し込むことで入手できる。なお、前者のツアーでは薬師寺僧侶による案内付きの夜間貸切拝観も体験出来る。

画像:JR東海
記事:鉄道チャンネル(https://tetsudo-ch.com/