福島県いわき市と、同市自慢のウォーターパーク「スパリゾートハワイアンズ」を舞台として感動アニメ映画『フラ・フラダンス』が、いよいよ12月3日に全国公開される。

この映画『フラ・フラダンス』は、フラガールを仕事に選んだ新入社員 夏凪日羽(なつなぎ・ひわ)と、同期の仲間たち、そして彼女たちを取り巻く人々との絆を描くオリジナル長編アニメーション映画。

新社会人としての期待や不安、そして友情と成長が新人ダンサーたちの瑞々しく真っすぐな姿で紡がれる、笑って泣けて元気になるエンタテインメント作品。

ADVERTISEMENT

この作品で気になるのは、すべてがリアル風景を忠実に再現している点。

制作陣は2年以上をかけて、スパリゾートハワイアンズや福島県いわき市などをロケハン。作品内に登場する施設の細部まで忠実に再現している。

だから、スパリゾートハワイアンズの最寄り駅、常磐線 湯本駅はもちろん、主人公 夏凪日羽(なつなぎ ひわ:@_hiwa0723_)の実家 最寄り駅 常磐線 末続(すえつぎ)駅の美しい風景など、鉄道シーンもいろいろ登場する。

この映画の冒頭、日羽が高校生時代のシーンでは、彼女と父母がいっしょに暮らす実家から、最寄り駅の末続駅へとむかい、E531系の普通電車に乗って手動ドア締めボタンを押すという彼女の通学シーンが描かれている。

日羽が駅前の坂道を下っていくと、平屋建ての赤い屋根の駅舎が映り、その先に青い太平洋の海がみえる―――。

スパリゾートハワイアンズ最寄り駅、湯本駅もリアルな描写が

映画では、スパリゾートハワイアンズ・ダンシングチームのなかでなかなか実力を発揮できないでいる夏凪日羽(なつなぎ ひわ:@_hiwa0723_)が、落ち込んだ表情で湯本駅へ戻ってくるシーンがある。

このときも、湯本駅のリアルな描写が印象的。彼女と、彼女と同じ目標で突っ走る同期4人を乗せて、E657系 特急ひたち が走るシーンも、鉄道好きにはぐっとくる瞬間。

また、日羽が湯本駅からスパリゾートハワイアンズ(常磐音楽舞踊学院)まで乗ったタクシーの道中も、リアルな街道のシーンそのものが映し出され、クルマ好きも電車好きも、印象に残るシーンがいっぱい詰まっている。

―――福島県出身の夏凪日羽が、4人の同期と成長していく過程を描いた感動アニメ映画『フラ・フラダンス』。

そこには、こうした鉄道・クルマのリアル描写はもちろん、スパリゾートハワイアンズの半世紀と乗り越えてきた過去、いまも残るスパ内の遺構など、最新の「聖地巡礼スポット」がいっぱい詰まっているから、気になる人はスパリゾートハワイアンズ公式サイトをチェックして、映画館へ!

そして、このアニメ映画の舞台となった福島県いわき市へ、スパリゾートハワイアンズへも、行ってみて!

(C) BNP, FUJITV/おしゃれサロンなつなぎ